2018年にはフルモデルチェンジを予定していると言われている兄弟モデル、日産デイズと三菱eKワゴン。コンセプトを公開するには絶好の機会だと思われた東京モーターショー2017で、姿を見ることはなかった…というのも当たり前。すでにコンセプトは公開されていたのだから。

本命は2019年発売予定! DAYZ&eKワゴンをベースにしたカクシダマがある?

現行モデルのDAYZ&eKワゴンは、商品企画を日産と三菱の合弁会社であるNMKVが担当し、それをベースに日産と三菱が自社に持ち帰り、独自のデザインを与えて商品化している。そして、基本設計・開発・生産は三菱が担当した。

2018年のフルモデルチェンジが予定されている次期型は、一転して日産が開発を担当。生産を同じく三菱の水島工場が担当する。2017年12月からテスト車(量産試作車?)の生産も始まるという。

さて、日産が初めて開発する軽自動車ということでも話題のクルマだが、もうほとんど出来上がっているにもかかわらず、なぜか今回の東京モーターショーには出品されなかった。果たして、その理由はなにか?

「細部の煮詰めが間に合っていないのではないか?」と指摘するのはあるジャーナリスト。2016年のゴタゴタで一時開発が中断。さらにルノー日産・三菱という三者連合の結成により、商品計画の見直しがあちこちで入ったためではないかと語る。

一方、日産はリーフを軸に据えて電動化時代をアピールする展示にしたい、三菱も今後同社の看板となるSUVを前面に押し出したいという思惑があるのかもしれない。

ホリデーオート誌では、そのどちらの事情も少なからず影響があると見る。さらに言えば、2019年には三菱はアイ・ミーヴの後継として、新型eKベースのEVを市販化する計画を明らかにしており、日産も当然それを販売するだろう。と言うより、むしろそれが前提だったからこそ今回日産が設計・開発しているのではないか…。

画像: 2015年の東京モーターショーに出品されていた日産の「TEATRO for DAYZ」。この時点では三菱と提携していないが、NMKVを通じて両社は電動化についても合意していたはずだ。

2015年の東京モーターショーに出品されていた日産の「TEATRO for DAYZ」。この時点では三菱と提携していないが、NMKVを通じて両社は電動化についても合意していたはずだ。

すでにそれを暗示させるコンセプトカーが、前回東京モーターショー2015に出品されていた。日産ブースに飾られた「テアトロ for デイズ」である。全長3395×全幅1475×全高1650mmという軽自動車をイメージしたこのコンセプトカーのパワートレーンはモーターである。

次期DAYZのエクステリアデザインにも、このコンセプトカーのディテールが採用されるだろう。つまり、次期DAYZのコンセプトカーは実は2年前に出品されていた、というオチなのだった。日産、恐るべし!

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