11月号の巻頭特集は、激論「愛のあるカメラ選び」となっております。が、全3日間・トータル15時間にもおよぶ座談会ということで、誌面で掲載されるのはほんの一部でしかありません。ということで、ここでは様々な理由により本掲載に及ばなかった収録部分をサルベージ、ここに「流出」させていただきます!

Day2 ニコン
D850 

山田:ボディが40万円で買えたとしても、D850に見合うレンズを揃えようとすると、やっぱり100万円コースにならざる得ない。だから自分の個人的興味としては、ひと世代前のズームレンズがどれくらい使えるのかな、というのがあります。あとは…10万円くらいのレンズでお勧めのものってありますか?
阿部:(AF-P)70-300mmはチョーお勧めです! 高画素機ありきで作られているのでまったく問題ありませんでした。
山田:それは分かるけど、少し前のレンズとかでは?
阿部:VRなしの24-70mmとかってこと? 試してみたけど、ガッカリするようなことはないと思うな。たしかに最新の24-70mmVRを使うとすげーなーとは思うけど、VRなしの方でも4500万画素を堪能できると思います。やっぱりオレたちってさー、仕事で一番いいのを知っちゃっているから、それと比較せざる得ない。でも、そこまで知っている必要はないから。VRなしの24-70mmを使っている人ってたくさんいるんだよね。ファンミーティングで使ってる人いる? って聞くと、たくさん手が挙がる。そんな人たちには安心して使えますよ、と言っています。まあ、ふた昔前の28-85mmとかはさすがに厳しいでしょうけどね。ただし、それも楽しみ方によるだろうね。PCモニターでピクセル等倍でチェックしたいのか、A4ぐらいまでのプリントで楽しんでいるのか。だから逆に思うのは、いつもいつも最高画質で撮らなくてもいいんじゃないかってこと。場合によっては画素を落として使う方が理にかなっていることもあるから。パソコンへの負担だってあるし、それこそレンズの選択肢も増えるわけだからね。

Day2 ニコン
ピクチャーコントロール 

河田:ニコンはデフォルトの色づくりがD4Sから変わったじゃないですか。僕は個人的にあんまり好きじゃなかったんです。厚塗り感があって。
阿部:ちょっと鮮やかになったんだよね。
河田:そうそう。でも、明らかに塗り込みすぎてたじゃないですか。もちろん彩度とかコントラストのパラメータをちょい下げにすれば済む問題なんだけど。その辺を、みんなはどう思っているのか知りたかった。
阿部:スタンダードでも、色は濃い目だよね。
河田:ニコンもそれを分かってたんでしょうね。だからD850ではピクチャーコントロールのデフォルトがオートになった。
阿部:むしろそのためにオートを作ったのかもしれないね。
河田:おそらく、ほとんどの人はパラメータなんかいじらないですよね。だから、その色が好みならまったく問題ありません。が、僕らは基本デフォルトで比べるじゃないですか。そういう意味では、D850にはかなりの好印象を持っています。
阿部:その辺はニコンも何度も行ったり来たりして、やっと今のところに落ち着いたわけだから。もう大きくは変えられないのかもね。
河田:そんなしょっちゅう変えるのもね。メーカーの沽券にかかわりますからね。
阿部:そうそう。それでオートっていうのを入れてきた。
河田:オートはキヤノンが先ですよね。まあ、トレンドとしてはありかなと思うんですけども。
阿部:オートももちろん優秀だけど、せっかくだからマメにポートレートとかに切り替えるのもいいかも。ポートレートとスタンダードではかなり彩度が違うから。スタンダードはけっこう鮮やかなんです。

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