レゴブロックで構築されたゴッサムシティの乗っ取りを目論む、悪の帝王ジョーカーと戦うバットマンたちの活躍を描く、アクションアニメーション。
画像: wwws.warnerbros.co.jp
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レゴ®で作られた世界を舞台に繰り広げられる爽快アクションと感動ストーリー

自惚れ屋で孤独癖のある根暗なヒーロー バットマン。
家族も友人も不要!と嘯くばかりに味方は離れていくし、敵に対しても「お前などいてもいなくても関係ない」と無視しすぎて 強い反感と憎悪を買うはめになる。

幼少時に愛する両親を亡くした喪失感のあまりに、家族を作っても、また同じような辛い目に遭うのではないかという恐怖が彼を狷介な人間にしてしまっているのだ。

しかし、宿敵ジョーカーが驚天動地の作戦を編み出し、ゴッサムシティを大混乱に陥れたことで、さすがの偏屈者のバットマンも、他のヒーロー達との共同戦線を張らざるを得なくなる。

人を寄せ付けない変わり者のヒーローが、真に信頼できる仲間や家族を持つことの大切さを、改めて思い出していく様を描いた、感動のストーリー笑。

キャラも街も、すべてレゴで作られた、独特の世界観を持つCGアニメーション映画だ。

できれば家族で観るべき!ほんわか楽しいエンターテインメント

全体的にコミカルに描かれてはいるが、それでもバットマン好きにはたまらない様々なマニアックなエピソードや、シーンが挿入されていて実に楽しい。

ワンダーウーマンやスーパーマンも登場するし、何よりライバルレーベルの、(金持ちでコスプレ好きで、普通の人間がテクノロジーの力で超人として戦うというコンセプトが似ている)あのヒーローに対するバットマンの過度なライバル意識が愉快な、可愛く面白いエンターテインメントだ。

ほんとは愛する家族とワイワイ言いながら観るのがオススメの一本である。
そのあとキラキラ目を輝かせながらレゴ®を買ってくれとせがむ、幼い息子を抱きかかえられたなら、これはほんとに完璧だ。

え?家族いない?
うん、観終わったあと1時間くらいは、結婚して子供が欲しくなるよ、たぶん。

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