深度合成でも多重露光でも、ましてやうんたらコンポジットでもない。それはひっそりと再生メニュー画面の「編集」に沈んでいた…。「画像合成」。よくよく調べたら、私物であるOM-D E-M5(ただのM5ね)にもありましたね。んでも一度も使ったことがなかったの。だってRAWでなんかまず撮らないから。

ネーミングの通り。画像が重なるだけ。それだけ。

画像: ネーミングの通り。画像が重なるだけ。それだけ。
画像: モノクロなのはJPEGとの同時記録でモノクロをチョイスしていたから。RAW画像はサムネイル表示のままなのでモノクロだが、完成画像は当然カラーとなる。

モノクロなのはJPEGとの同時記録でモノクロをチョイスしていたから。RAW画像はサムネイル表示のままなのでモノクロだが、完成画像は当然カラーとなる。

画像: リバーサルフィルムをそのまま重ねて撮影したようなイメージ。こうした使い方がなんか、アナログっぽくていいですなぁ。ただし、RAWでの重ね合わせゆえ、ファイルサイズは覚悟するべし。

リバーサルフィルムをそのまま重ねて撮影したようなイメージ。こうした使い方がなんか、アナログっぽくていいですなぁ。ただし、RAWでの重ね合わせゆえ、ファイルサイズは覚悟するべし。

きっかけは吉住志穂先生(今回ばかりは先生と呼ばせていただく)のとある作品。その作風から「多重露光」とばかり思っていたら「画像合成」とのご指摘。早速、編集部に配備されたE-M1Ⅱでチェックしたところ、たしかにありました(再生>編集>画像合成)。
最大3カットまでの画像の重ね合わせ。なぜかRAWオンリー。思うに「多重露光」が撮影時から構想を練る必要があるのに対し、「画像合成」は撮影済みRAW画像ならどれでもチョイス可能なのがイイのかも。早速トライ。丸ボケとの2枚合成は吉住先生直伝(本人は知らず)です!

んが、各画像の「透明度」のパラメータはあります。

画像: ギターのヘッド+ワタシ。フィーチャリング・俺。どちらもオーバー目の画像を選んだので、なんかよく分かりませんね。昔の「巻き上げ忘れ」フィルムカットみたい。

ギターのヘッド+ワタシ。フィーチャリング・俺。どちらもオーバー目の画像を選んだので、なんかよく分かりませんね。昔の「巻き上げ忘れ」フィルムカットみたい。

画像: フィーチャリング・ヘッド。さりげなく「1970年のイバニーズST50・輸出オンリーの珍品」というアピールをしております。

フィーチャリング・ヘッド。さりげなく「1970年のイバニーズST50・輸出オンリーの珍品」というアピールをしております。

画像: 焼酎のパッケージと犬。せめてタテとヨコを統一すべきですね。

焼酎のパッケージと犬。せめてタテとヨコを統一すべきですね。

画像: ヨドバシカメラの紙袋とギター。なんでギターと犬ばかりなのかというと、まあ、そういうことです。

ヨドバシカメラの紙袋とギター。なんでギターと犬ばかりなのかというと、まあ、そういうことです。

今や「多重露光」では露出の計算などは不要。すべて自動で自然な露出に揃えてくれます。で、この「画像合成」はというと、各画像の「透明度」を20段階で変えられます。まあ「濃度」みたいなものですね。それによって画像ごとの勢力というか強弱というか、変化をつけることができます。
で、ここで勘違いしていたのは、メイン被写体の背景に「白」をもっていったこと。なんとなくそうすることで「合成で冴えない背景を変える」みたいなイメージがあったのですが、実際はその逆。パラメータを上げると、その分背景の「白さ」が強調されてしまします。すべてが終わったときに気が付きました。

写真展紹介、新表現!

画像: 写真展紹介、新表現!
画像: どちらかというと、「心霊写真」みたい。まあ、作品の中に、当の作家を写り込んでいてもなんの問題もないハズだけど。

どちらかというと、「心霊写真」みたい。まあ、作品の中に、当の作家を写り込んでいてもなんの問題もないハズだけど。

で、ただいま絶賛開催中の中西敏貴氏の写真展(東京・恵比寿「弘重ギャラリー」~9月3日まで)にチン入。まずは1Fカフェにてカンペー。でもってストトンと階段を下りると、おんや、まあ、フルボディの特大パネルがドォ~ん! ええ、早速「画像合成」をトライしてみました。だって、写真家にとって作品は「分身」ですから。当然どこかで共振してるハズ。作品と一体化するチャンスを与えてあげようジャン。
…でも、まあ、なんつーか、あんまり共感は得られなかったみたい。そもそも、中西氏のカット、背景をもっと落とすべきでしたね。すいません。

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