1980年代、バイクにどっぷり浸かっていましたか〜?今回は1981年に世に送り出されたマシンをご紹介。モトコンポも出てきますよ(笑)いくつ乗ったことありますか?

01. HONDA CBX400F(1981年11月発売)

画像: 01. HONDA CBX400F(1981年11月発売)

クラス唯一のDOHC4バルブは、中空カムシャフトやオイルリザーバータンクを装備し、パワーも当時最強の48PS。インボードディスクブレーキやアルミ鋳造スイングアーム、セミエアサスなど車体の完成度も高く、テールとウインカーを一体化したコンビランプなど、デザインでもライバルをリードしました。

●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●48PS/11000rpm●3.4kg-m/9000rpm●173kg●3.60-18・4.10-18●48万5000円(単色47万円)

02. SUZUKI GSX400F(1981年4月発売)

画像: 02. SUZUKI GSX400F(1981年4月発売)

スズキ初となる400cc4気筒モデル。さらにクラス初となる4バルブ4気筒エンジンは中回転域での力強さと高回転で伸びる特性が身上で、クセのない操縦性と合わせて万人受けする優等生的な仕上がりです。ギアポジションインジケーターなどを装備し、車重はGSX-Eと同等に抑えられています。

●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●45PS/10000rpm●3.5kg-m/8500rpm●175kg●3.25-19・3.75-18●43万円

03. YAMAHA RZ350(1981年2月発売)

画像: 03. YAMAHA RZ350(1981年2月発売)

1979年の秋にヨーロッパのショーで公開されたRD350LCが、RZの名を冠して国内発売されました。ナナハンキラーの異名を持つRZ350は、250ccより強烈なパワーに対処してダブルディスクを装備。ホーンもダブルになっています。250モデルに劣らず大人気となり、納車まで数カ月待ちの状況でした。

●水冷2スト・ピストンリードバルブ並列2気筒●347cc●45PS/8500rpm●3.8kgm/8000rpm●143kg●3.00-18・3.50-18●40万8000円

04. HONDA シルクロード(1981年3月発売)

画像: 04. HONDA シルクロード(1981年3月発売)

単なるオフロードバイクとは異なる、「野や山など、雄大な自然の周辺をゆったりとツーリングする」というコンセプトのトレッキングバイク。シングルシートに大型リアキャリア、アップマフラーなどに加え、ハイ/ローを切り替えられる副変速機も備えて、不整地走行に備えていました。

●空冷4ストOHC4バルブ単気筒●248cc●20PS/7500rpm●2.0kg-m/6000rpm●131kg●3.00-19・3.50-18●33万8000円

05. HONDA モトコンポ(1981年11月発売)

背の高いトールボーイデザインを採用し、当時爆発的な人気となった乗用車・シティのオプションとしても設定された、超コンパクトなスクーター。上面がフラットになる折り畳みハンドルや収納式シート、ガソリンやオイルが漏れ出さない燃料配管など、シティのトランクに積載することを前提にした設計です。

● 空冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●2.5PS/5000rpm●0.38kg-m/4500rpm●42kg●2.50-8・2.50-8●8万円

06. KAWASAKI Z1100GP(1981年発売)

新たなカワサキのフラッグシップスポーツとして登場。Z1000J系のエンジンをベースにボアを広げて排気量をアップした上に、量産車として初のフューエルインジェクションが採用されています。キャブレター仕様では真似のできないスロットルレスポンスを実現しました。

●空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒●1089cc●108PS/8500rpm●9.8kg-m/7000rpm●237.5kg●3.25-19・4.25-18●輸出車

07. HONDA CX500ターボ(1981年発売)

縦置き水冷OHV80度Vツインという極めてユニークなメカニズムを採用した輸出用スポーツモデル・CX500をベースに、IHI製タービンを装着、専用のカウルを装着するなど大幅なモディファイを加えた国産量産2輪車初のターボ車。最高出力はターボ化によりノーマルCXの倍近い82PSを発生し、ナナハン並みの動力性能を実現していました。

●水冷4ストOHV4バルブV型2気筒●496cc●82PS/8000rpm●8.1kg-m/5000rpm●239kg●3.50-18・120/90-17●輸出車

08. YAMAHA XJ750E(1981年5月発売)

画像: 08. YAMAHA XJ750E(1981年5月発売)

輸出用モデルXJ650をベースに国内向けに750ccとしたモデル。クラス最強のパワーと214kgの軽量・コンパクトボディにより、高い運動性能を見せました。駆動はシャフトドライブを採用し、ダブルディスク/ドラムという組み合わせもユニーク。200φヘッドライトは外観の大きな特長でもありました。

●空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒●748cc●70PS/9000rpm●6.2kg-m/7000rpm●214kg●3.25-19・120/90-18●56万円

09. SUZUKI GSX1100Sカタナ(1981年発売)

画像: 09. SUZUKI GSX1100Sカタナ(1981年発売)

コンビネーションメーターやスウェード調のシート、サイドカバー部の大型チョークダイヤルなどデザイン面の注目度は抜群。GSX1100Eベースのエンジンはファインチューンで6PSアップを達成し、工具不要で簡単に調節できるリアサスなど、実力もトップレベルにありました。

●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1075cc●111PS/8500rpm●9.8kg-m/6500rpm●232kg●3.50-19・4.50-17●輸出車

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.