「モンキー」の名はこの1台から最初に国内市販されたモデル

1967年、ついにモンキーの名を正式に冠され、国内にもデビューしたのがモンキーZ50Mだった。

CZ100と同じく5インチホイール、リジッドサスを採用する小さな車体は、メインパイプがステアリングヘッドからテールエンドまでを貫く、新しいフレームを採用。

画像: 「モンキー」の名はこの1台から最初に国内市販されたモデル

●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒
●最高出力:2.5PS/6000rpm
●最大トルク:0.31kg-m/5500rpm
●乾燥重量:47.5kg
●サスペンション(前後ともに):リジット
●タイヤサイズ(前後ともに):4.00-5
●価格:6万3000円(当時)

タンクはスポーツカブ用から一転、専用にデザインされたコンパクトなもの。シートも専用品となり、座面をチェック柄とする遊び心あふれるデザインが採用された。

画像: 小さな燃料タンクは容量2.5L。車に搭載することを配慮、タンクキャップ上のつまみを90度回すことで、ブリーザー穴が閉じてキャブレターへ燃料が回らないようになっている。

小さな燃料タンクは容量2.5L。車に搭載することを配慮、タンクキャップ上のつまみを90度回すことで、ブリーザー穴が閉じてキャブレターへ燃料が回らないようになっている。

エンジンはスーパーカブのモデルチェンジに合わせてOHC化。ただし最高出力は、カブ用の8PSに対し2.5PSにまでディチューン。

画像: チェックの表皮がポップな雰囲気のシート。下に見えるレバーを操作する、シートが下に下るのようになっている。これも車載時にできるだけコンパクトにするための工夫だ。

チェックの表皮がポップな雰囲気のシート。下に見えるレバーを操作する、シートが下に下るのようになっている。これも車載時にできるだけコンパクトにするための工夫だ。

ダイヤルを緩めてハンドルを折りたためる構造や、燃料排出コックなどを備える横倒し搭載も可能な燃料系により、簡単に自動車のトランクへ搭載できるようなつくりも特徴だった。

文:小松信夫

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