バイクに興味が無い人からすれば、BMWってクルマのメーカーですよね。そもそもバイクを造ってることを知らない人も多いかも? でもBMWって、実はクルマより先にバイクを造り始めたメーカーなんです! それに今や常識の「アレ」も「コレ」も、実はBMWが原点だったりするんです。

クラシックレーサーのスタイルですが、それだけじゃありません。

2017年製の新車なのに、360度どこから見てもクラシックレーサーそのもの。BMWの「R nineT Racer」がとんでもなくカッコいいので、ちょっと乗らせて頂きました!

画像: R nineT Racer /183万円(税込)

R nineT Racer /183万円(税込)

このバイク、ヘリテイジなスタイルですけど中身は高性能の塊です。最高出力110馬力ですし、真っ直ぐもコーナリングもけっこう速い! そして、この「高性能」っていうのが、BMWのバイクに共通する最大の特徴だってこと、ご存知ですか?

実はBMWって、昔から最先端テクノロジーをいちはやくバイク分野に投入してきたブランドなんです。

クルマより先にバイク生産をスタート

BMWは前身となるBFWを航空機のエンジンメーカーとして1916年にスタート。翌年にはBMWに改名し、1923年にバイク第1号車「R32」を製造しています。

画像: BMW R32

BMW R32

驚くべきはこの第1号車から既に、R nineTシリーズにも搭載されている水平対抗エンジンを採用していること! 冒頭に出てきたR nineT Racerにも搭載されている伝統の「ボクサーツイン」エンジンです。

自動車の生産は1928年

画像: BMW DIXI 3/15PS

BMW DIXI 3/15PS

ちなみに四輪車はオースチン・セブンのライセンス生産から1928年にスタートしてます。自社生産の四輪車は1932年からでした。

マジ? 実はBMWの発明です。

ところで、今やほとんどのバイクが採用しているテレスコピック式のフロントサスペンション。実はこれ、最先端の技術と高性能を売りにしたBMWの発明品なんです。

画像: マジ? 実はBMWの発明です。

1935年のR12というバイクで世界初採用でした。テレスコピックって日本のメーカーの発明だと思ってる人がけっこう多かったりします……

バイク用ABSも!

急ブレーキで前輪のロックを回避するABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も市販車ではBMWが初採用。これも今や常識の装備ですね。

画像1: バイク用ABSも!

バイク用ABSは1988年にK100というバイクに採用。当時は電子制御が未発達のため機械式で制御が難しく、他メーカーは真似ができませんでした。ちなみに……

画像2: バイク用ABSも!

排気ガスをクリーンにする排気触媒も市販車で初採用したのはBMWです。1983年にK100に採用。この時代からエコ意識が高いとか、ハンパじゃないですね……

最先端技術&高性能を求める姿勢は今も変わりません。

昔もすごいですが、最近のトピックだとBMWは電動スクーター「C evolution」を5月に発売しました。このバイク、0-100km加速がなんと2.8秒なんですよ?

画像: C evolution/乗って面白いと感じられる、趣味性の高い電動バイクで市販化されたのはC evolutionが世界初かもしれません。

C evolution/乗って面白いと感じられる、趣味性の高い電動バイクで市販化されたのはC evolutionが世界初かもしれません。

加速が異次元すぎて目がついていきません(笑)

だって0-100km加速2.8秒って、四輪車だったらメガトン級の超高級スポーツカーがようやく達成できるかどうかの速さです。エンジンで実現が難しいなら電動で。今もBMWが「最先端」を求め続けている証拠ですね。

その他も「スゴい!」だらけ。

もちろん電動バイクだけじゃありません。異次元の安定感で冒険バイクの帝王に君臨しつづけるR1200GSシリーズとか、バイクなのに直列6気筒エンジンを搭載するK1600シリーズとか、BMWには他には無い個性派がたくさんあります。

でも、BMWが最後に求めるモノは……

揺るがぬスローガン「駆けぬける歓び」です。彼らは一切ブレません。そして、電子制御が当たり前の今の時代だからこそ、原点的な“R nineT”シリーズというバイクを生み出したのだと思います。

画像: R nineT PURE

R nineT PURE

それが特に際立っているのが“R nineT ピュア”というバイクです。最先端技術を突き詰めた果てに、BMWは一度、純粋な「走る楽しさ」へ回帰したのでしょうね。まさに“ピュア”ってこと!

画像: でも、BMWが最後に求めるモノは……

R nineTピュアはシリーズで最も入門的な立ち位置ですけど、ボクはこれがいちばんオススメです。基本はヘリテイジだけどストリートカスタムっぽさも感じるし、何より走りが気持ちいい!

歴史は伊達じゃないんです。

その理由はやっぱりエンジンです。 空冷にも関わらず110馬力を発生するボクサーツイン。でも、パワーが自慢!って訳じゃありませんからね?

画像: 歴史は伊達じゃないんです。

実はシリンダーが左右に張り出すボクサーツインって、バイクの安定感のキモになる「低重心」を作り出すのに最も理想的なレイアウトのひとつなんです。

走れば、10秒で誰でもわかる。

なのでBMWに乗ったことが無い人が、はじめて乗るとだいたい皆さん、衝撃を受けるんですよ。

画像1: 走れば、10秒で誰でもわかる。

まっすぐ走るだけで他とは全然違うんです。時速60kmでも時速100kmでも、安定感のケタが違う感じ。ビシッと芯が1本通った走りで、どんな時もそれが揺るぎません。

画像2: 走れば、10秒で誰でもわかる。

それがコーナリング中も同じだから驚きます。どこまで寝かせても破綻する気がしない……もちろん限界はあるでしょうけど、ボクのような普通のライダーはそこまで到達できません(笑)

総合力が「真の価値」

ボクサーツインは個性的なエンジンですから、よく「やっぱりBMWはこのエンジンだよね!」って言われます。でも、乗ったことがある人は、もうひとつのことを知っているんです。

画像1: 総合力が「真の価値」

独自のシャフトドライブ「パラレバー」もその一部ですが、BMWのバイクは圧倒的な安定感でライダーを包みこむ、総合力にこそ真の価値があると思っています。個性的なエンジンが生み出す安定感を、高性能な車体でさらに底上げするんです。

画像2: 総合力が「真の価値」

以前、とある有名人のかたにBMWを乗ってもらったら「バイクって、基本的に全部シンドいものだと思ってたけど違った……」と言ってました。的を射すぎていて、今でも忘れられません。BMWのエンブレムがつくバイクはすべて“快適さ”が別世界なんです。

跨っても安心&快適

BMWだけにしかない世界。

圧倒的な安定感に支えられているから、BMWの走りは他と全然違います。そして、それをダイレクトに楽しむためのオートバイがR nineTシリーズであって、R nineT ピュアだとボクは思っています。

画像: R nineT Pure/167万円(左) R nineT Racer/183万円(右)

R nineT Pure/167万円(左)
R nineT Racer/183万円(右)

高級車として納得できる高性能と独特の世界観。そこにはお金を出すべき理由がちゃんとあります。それに、R nineT ピュアを選ぶライダーは「こいつ、バイクのことわかってるな」って周囲に一目置かれるでしょうしね。

画像: BMWだけにしかない世界。

最先端テクノロジーと高性能を求め続けて、昔も今も前進することを止めない。そして、積み上げてきた「駆けぬける歓び」を凝縮したR nineTシリーズの発売。こういうBMWの姿勢を皆さんはどう感じますか?

ちなみにボクの場合はこうです。クルマよりも、こと“バイク”という世界においてこそ……

BMWは「特別な存在」だなって思うんです!

BMWに乗ってみたい人はこちらから探せます!

画像: BMW Motorrad 試乗車検索 www.demo.bmw-motorrad.jp

BMW Motorrad 試乗車検索

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