【名作一気！】目が見えなくても超絶アクション！
『デアデビル』by Netflix

Netflixオリジナルドラマは実に粒ぞろい！その中でも大注目のデアデビル

最近トーマス、Netflix派なんです。スマホでもMacでもネットフリクするんです。
だって最新映画やドラマも目白押しながら、オリジナルドラマがめちゃ充実してるからなんです。
最近では『ブラックミラー』にハマったなあ。あ、これもそのうち紹介しちゃいますね。

今どハマってるのが「デアデビル」。ちょっとバットマンに似てるのが、架空の街の小さな社会のスーパーヒーローってとこ。バットマンといえばゴッサムシティですけど、デアデビルはヘルズ・キッチンというNYにある小さな街でご活躍。
それと、基本夜しか活動しないし、特殊な防護スーツを着てはいるものの生身の人間で、訓練によって強くなっているという点も似ています。違うのは、バットマン＝ブルース・ウィルスが大金持ちであるのに対して、デアデビル＝マシュー・マードックが貧乏弁護士というところ。それと、大事なことを忘れてました、マットことマシュー・マードックは幼少時の事故で全盲、つまり目が全然見えないんです。

マットは目が見えなくなった代わりに、常人離れした聴覚・嗅覚・触覚・味覚を手に入れたうえ、音の反響によって得た情報を三次元的なイメージで脳裏に浮かび上がらせるレーダーセンス を得ます。この力と、スティックと呼ばれる謎の老人（この人も盲人ですが、あり得ないくらい強い）から特殊訓練を受けることで、マットは凄まじい戦闘能力を持つスーパーヒーロー”デアデビル”として活躍することが可能になったのです。

でもデアデビルとバットマンはほんとよく似ていて、法で裁けない悪人に罰を与える夜の自警団として、街を彷徨いながら悪党を懲らしめます。さまざまな強敵が現れては苦戦を強いられながらも、これを倒していくのです。
（ちなみに2003年に実写映画化されたときにデアデビルを演じたのはベン・アフレック。現在はDCコミックのスーパーヒーローバットマンを演じておられます）

細かいところには目をつぶって、「デアデビル」をじっくり楽しみましょう。

デアデビルは、前述したように、レーダーセンスを持ってはいるものの生身の人間です。
目が見えないというハンディを感じさせない身体能力の持ち主ですが、例えば色がわからないとか、めちゃくちゃな騒音とか臭気の中ではセンサーが鈍ってしまうなど、弱点もあります。だから目が見えない、ということを相手に悟られないようにしなければなりません。

また、昼は弁護士として働いている以上、自警団めいたことをしていることがバレれば職を失うだけでなく、周囲にも迷惑をかけるので、とにかく正体がバレないように必死にならないとなりません。飛び道具もなく、バットモービルみたいな乗り物もないデアデビルは、文字どおり自分の感覚（センス）と肉体のみで敵と対峙しなければならないのです。しかも絶対相手を殺さないことを自らに課す彼は、それがゆえに死地に追い込まれることも度々です。

でもそんな脆弱な危なかっしいヒーローだからこそ、彼の”正義”に共感できます。いろいろな矛盾があったとしても、そこは観ている我々も心の目をつぶってあげる寛容さを持てるのです。

ちなみに、アクション以外の見所を言うと、マットを取り巻く仲間も実に良い。
マットの大学時代からの友人であり、マットの正義感に惚れて、彼と共に一流弁護士事務所の内定を断って共同弁護士事務所を立ち上げるフォギーは、見た目お調子者で、なんだか信用置けそうにないんですけど、実はほんとにいいやつ  で、友達としても弁護士としてもとっても頼り甲斐があるんです。デアデビルの正体がマットであることを知った後も、彼の無二の友人としてマットを助けるフォギーの、ふわふわした優しさと誠実さは、男は見た目じゃないなと思わせてくれるはずw

それと秘書のカレンちゃん。ある事件の目撃者として襲われたところをデアデビルに救われ、そのあとマットとフォギーの弁護を受けたことをきっかけに二人の事務所で働き出す彼女は、勇気と正義感の塊のような美女。彼女の魅力にもどっぷり浸かるのが、Netflix版デアデビルの正しい鑑賞法ですよ。

現在シーズン2が終わったところですが、あまりの人気にシーズン3の制作がすでに始まっていることでもわかるように、実に実に面白いです。

ぜひ今すぐNetflixに加入して、トーマスに追いついてください。シーズン3が始まる前に、ぜひ。

Marvel デアデビル | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

幼くして視力を失ったマット・マードック。昼は弁護士として、夜はスーパーヒーロー、デアデビルとして、ニューヨークの一角で悪との孤独な戦いを続ける。

www.netflix.com