夫の趣味のジムカーナに付き添いしていた奥様が、出張で不在の彼の代わりにジムカーナにトライしたことから、走りの面白さにはまって・・。
バイクの楽しさに男も女もない!始めるのに遅いも早いもない!心の青春を取り戻す、女性ライダーのリターンぶりを描く。東本昌平 RIDE 90「These Foolish Things」より

奥様のHONDA CBR250RRは旦那のジムカーナマシンに

サーフィン好きの男と結婚した人ならわたしの気持ち、きっと分かるだろうな。
バイク乗り同士で結婚したわたしたちだったはずが、娘が嫁ぎ孫も生まれる中で彼はバイクを処分し、わたしのCBR250RRはすっかり彼のジムカーナ専用マシンにされていた。

わたしはといえば、週末ごとに夫のジムカーナのトランポの運転と、応援に回るのがもっぱらとなり、すっかりバイクと縁遠くなってしまっていたのだ。

画像1: 奥様のHONDA CBR250RRは旦那のジムカーナマシンに
画像2: 奥様のHONDA CBR250RRは旦那のジムカーナマシンに
画像3: 奥様のHONDA CBR250RRは旦那のジムカーナマシンに

夫の”不在”をきっかけに、ジムカーナに挑戦することに

そんな日々が続いたある日、突然夫が出張に行く、という。しかも1ヶ月もだ。
なんなら転勤しなさいよ、と心の中でぶつくさ言ってみたものの、仕事だししょうがない。

急にできた週末の”お休み”に、わたしは久しぶりにCBRに乗って孫の顔でも見に行くことを思いつく。久しぶりのオートバイだったが、すぐにコツを思い出し、わたしは昔ながらの心の高揚に熱くなった。バイク熱が再燃したわたしを、周囲はほっておかない。夫のジムカーナ仲間がすぐにわたしに悪魔の囁きをしてきたのだ。

どう?奥さんもジムカーナやってみない!?

「そんな腕ないですよ」と謙遜したものの、わたしの中の熱がわたしの背中を押す。わたしは週末ごとにジムカーナの練習に励むことになったのだ。

画像1: 夫の”不在”をきっかけに、ジムカーナに挑戦することに
画像2: 夫の”不在”をきっかけに、ジムカーナに挑戦することに
画像3: 夫の”不在”をきっかけに、ジムカーナに挑戦することに
画像4: 夫の”不在”をきっかけに、ジムカーナに挑戦することに

見ているだけじゃつまらない。人生はやっぱりいつまでも自分が主役じゃなきゃ

昔取った杵柄もあるだろう、気楽な気分で始めたのもよかったのだろう。わたしは案外短期間で上達した。

次は大会にエントリーでもしてみようか、という軽口さえ出てくるほどだ。

うん、いい感じ。
もうわたしは傍観者じゃない。

画像1: 見ているだけじゃつまらない。人生はやっぱりいつまでも自分が主役じゃなきゃ
画像2: 見ているだけじゃつまらない。人生はやっぱりいつまでも自分が主役じゃなきゃ
画像3: 見ているだけじゃつまらない。人生はやっぱりいつまでも自分が主役じゃなきゃ
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