マツダとスバルは、他社とは一味違ったユニークなクルマ作りで独自の地位を築いてきた。ここでは50年以上にわたる両社の4輪史に確たる足跡を残した、名車の系譜、今回はオートザム AZ-1 キャロル をご紹介したいと思います。

MAZDA オートザム AZ-1

画像: (ホリデーオート©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

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オートザムAZ-1199.2.09~軽唯一のガルウイングドア採用車。スケルトンモノコックにFRPパネルを張り付ける構造で車重720㎏を実現。エンジンはスズキ製F6A型直3DOHCターボをミッドシップに搭載。過激なハンドリングのため総生産台数は4392台に終わる。

超小型のスーパーカーとも言える外観と軽自動車唯一のガルウイングドアという奇抜なスタイルは、一時的に多くの人々の注目を集めるも、バブル崩壊直後という発売時期と、高価な価格、そして、実用性の低さから、一般ウケけはせず、数か月で生産終了を余儀なくされました。

しかし短期間での生産が功を奏し、現在は販売台数の少なさと軽ピュアスポーツカーというマニアックさから、マニアの間でプレミアが付き中古車市場では高額で取引されています。

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