その登場が予告され、世界のメディアに注目されていたノートンの最新モデルが、その姿を明らかにしました! なんとエンジンは自社製のV型4気筒1,200cc。最高出力200馬力+を誇ります。

マン島TT参戦のノウハウを投入! 乾燥重量は179kg!

ノートンの新型車、V4 RRは2016年のマン島TTで活躍した同社のファクトリーマシン、SG5開発で得た技術をフィードバックしています。独特のデザインのアルミ製ツインチューブフレームに、自社製のV4エンジンを搭載。200bhp + @ 12,500rpm、130Nm @ 10,000rpm というパフォーマンスを発揮します。

画像: V4 RRのフェアリングやボディワークはカーボン製。燃料タンクもカーボン製です。乾燥重量は179kg!という軽いマシンに仕上がっています。 www.todocircuito.com

V4 RRのフェアリングやボディワークはカーボン製。燃料タンクもカーボン製です。乾燥重量は179kg!という軽いマシンに仕上がっています。

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ノートンは自社製エンジンを作るにあたり、インライン4、V5、インライン3など、様々なレイアウトを検討しましたが、検討の末V4を選択しました。スーパーバイクのレギュレーションに合致する1,000ccではなく1,200ccという排気量を選んだのは、ユーザーがこの手のモデルに欲する最低限の最高出力を200馬力と考えた場合、それを楽に得ることができる排気量という観点からでした。マン島TTで活躍したSG5は、アプリリア製V4・1,000ccを搭載していましたが、V4を選んだのはその辺りの経験を活かす意味でも好材料だったと思われます。

レース用という用途を考慮しなかったことはV4 RRを完成させる上でマイナス要素ではなく、レーサー並みの高性能を1,200ccのトルクフルな扱いやすいエンジンで万人が楽しめるというコンセプトの具現化・・・というプラス要素として作り込む割り切りは、なかなか良い決断ではないかと思います。乾燥重量はわずか179kg! 1,000ccスーパースポーツより小柄で軽量なので、かなりのハイパフォーマンスを発揮することが容易に想像できます。

販売価格は28,000英ポンド(約3,784,845円)!

気になるV4 RRのオネダンは、約378万円と決してお安くはありません。しかし、豪華版のV4 SS(200台製造・44,000英ポンド=5,993,737円)がすでにオーダーで完売ということから考えると、かなりお買い得といえるV4 RRの初回予約分250台も、思いの外早くソールドアウトになるかもしれませんね。

画像: 豪華なV4 RRの上位機種として、カーボンホイールなどをおごるV4 SS。RR、SSともにバックミラーはありませんが、7インチの大型モニタ+リアビューカメラにより、後方の視界を確保しています。 www.todocircuito.com

豪華なV4 RRの上位機種として、カーボンホイールなどをおごるV4 SS。RR、SSともにバックミラーはありませんが、7インチの大型モニタ+リアビューカメラにより、後方の視界を確保しています。

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日本でのデリバリーは未定ですが、ノートンの本気度が感じられるこのマシンを、日本の道路でも楽しんでみたいですね! 続報が入り次第、お届けしたいと思います!

画像: Norton V4 RR y SS youtu.be

Norton V4 RR y SS

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