当時のヤマハがホンダCB750FOUR、スズキGS750に、カワサキZ750に対抗すべく、試行錯誤して生まれたモデル。
日本では馴染みのなかったシャフトドライブを採用したのは、長距離ツーリングニーズの高かったヨーロッパのライダーうけを狙ったもの。
4気筒750ccモデルに負けないスポーツ性の高さにこだわった、ヤマハが見せた意地バイクといっても良いでしょう。

YAMAHA GX750(1977年)

画像: ●空冷4ストDOHC2バルブ並列3気筒 ●747cc ●67PS/8000rpm ●6.4kg-m/6500rpm ●232kg ●3.25-19・4.00-18 ●48万9000円 ©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

●空冷4ストDOHC2バルブ並列3気筒
●747cc
●67PS/8000rpm
●6.4kg-m/6500rpm
●232kg
●3.25-19・4.00-18
●48万9000円
©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

DOHC3気筒エンジン、シャフトドライブ採用など、独特の路線が特徴だったヤマハのナナハン・GX750が大きくマイナーチェンジ。2本出しマフラーの採用、エアクリーナーの容量アップ、点火方式や燃焼室形状、バルブタイミングの変更などエンジン周りの改良が主で、最高出力が67PSにまでパワーアップされた。(©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史)

この連載では、モーターマガジン社出版「月刊オートバイ【別冊付録】不朽の日本車102年史」より、日本を作り上げた歴史のオートバイを振り返っていきます。
日本の歴史1909年産声をあげた日本最初のオートバイ、島津NS号から2011年モデルまでじゃんじゃん紹介していくので、「そういえばこんなバイクあったなぁ」と懐かしい気持ちになってもらえたり、「昔はこんなオートバイがあったんだ!」とあらたな発見をしてもらって、お楽しみいただければと思います。(akiko koda@ロレンス編集部)

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.