秋の行楽シーズンに行ってみたいクルマ博物館。第3弾は、エンジンを中心に展示した「日産 エンジンミュージアム」だ。

首都高速1号 横羽線で東京方面からなら守谷町ランプ、横浜方面からなら子安ランプで降りて、2分ほど。
日産自動車 横浜工場の敷地内に、このミュージアムはある。

画像: 1933年の創業当時の本社事務棟が、ゲストホール & ミュージアムとして使われている。

1933年の創業当時の本社事務棟が、ゲストホール & ミュージアムとして使われている。

ちょっと古めかしい建物は、1933年(昭和8年)に日産自動車が創業した当時の本社。ここを改装して、ゲストホールとミュージアムにしている。
ちなみにこの建物は、横浜市から「歴史的建造物」に、経済産業省から「近代文化遺産」に認定されている。

画像: スペースの関係で展示車両は少ないが、創業当時の貴重なエンジンや量産車用、そしてレーシングカー用などのエンジン単体を、スペックとともに紹介・展示している。

スペースの関係で展示車両は少ないが、創業当時の貴重なエンジンや量産車用、そしてレーシングカー用などのエンジン単体を、スペックとともに紹介・展示している。

ここではミュージアムの名前からもわかるように、量産車からレーシングカーまで、エンジンにスポットを当てた、いかにも「技術の日産」らしい展示だ。
時期によって入れ替わることもあるが、1階には約30台のエンジン単体をはじめ、搭載車両やメカニズム紹介などの資料が展示されている。
自分が乗っていたクルマのエンジンを見つけたりすると、なんとなく嬉しくなってしまう。

画像: 1969年の日本GPで優勝した、ニッサンR382に搭載された GRX-II エンジン。5954ccのV型12気筒 4バルブDOHCは、最高出力441kW(600ps)以上/最大トルク608Nm(62.0kgm)以上を発生する。エンジン本体も、かなり大きい!

1969年の日本GPで優勝した、ニッサンR382に搭載された GRX-II エンジン。5954ccのV型12気筒 4バルブDOHCは、最高出力441kW(600ps)以上/最大トルク608Nm(62.0kgm)以上を発生する。エンジン本体も、かなり大きい!

2階には、日産自動車の創業から現在に至るまでの足跡を、150台あまりのミニチュアカーなどを使って展示している。
また、エンジンに関するさまざまな展示を、テーマを決めて不定期に行っている。

画像: 2階は日産自動車の歴史を展示。ズラリと並んだ150台あまりのミニチュアカーの中には、懐かしいクルマも多い。

2階は日産自動車の歴史を展示。ズラリと並んだ150台あまりのミニチュアカーの中には、懐かしいクルマも多い。

ところで、さんざん紹介しておいて最後にこんなことを書くのも申し訳ないが、ここは「行楽シーズン」にはちょっと向かないかも。
というのは、日曜は休館日(祝日も休館の場合あり)だから。入場は無料だが、詳しくはホームページを参照されたい。

また、日産自動車は座間事業所に歴代モデルの実車を450台以上収蔵している「日産 ヘリテージコレクション」もある。
こちらもWebで申しこめば見学は可能なので、興味のある方は下記に問い合わせされたし。

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