第182回は、日産自動車 『セドリック』 をご紹介します。やはり、この当時のターボ・エンジンは注目されました。さらに2000のターボ車は話題となり、かなりの人気を得たそうですよ。(あぁこ@ロレンス編集部)

画像: 4ドアHT200ターボS www.motormagazine.co.jp

4ドアHT200ターボS

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日産 セドリック(1981年)

トヨタのクラウンともども、国産の中型高級車を代表するのが日産のセドリック。まったく同一の共用モデルにグロリアがある。54年6月のフルチェンジで登場した430型の現行セドリックは、各種のカーエレクトロニクス機構を取入れて注目をあび、さらに54年10月には国産量産車としては初のターボ・エンジン搭載車をシリーズに加えて、日産ターボカーの実兵的役割も果した。

画像: 4ドア・セダン280Eブロアム www.motormagazine.co.jp

4ドア・セダン280Eブロアム

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フォーマルな4ドア・セダンと、スポーティな感覚の4ドアHTがあり、ECC仕様のL20型、EGIのL20E型、ターボチャージャーつきL20E-T型の2000、EGIのL28E型2800、ディーゼルのSD20型2000、SD22型2200、LD28型2800のエンジンをそろえている。LD28は国産初の6気筒の高速型ディーゼル。最高グレードは2800とターボのブロアムで、装備の豪華さも群を抜く。オプションでドライブ・コンピュータも設定。渋みもただよわせた“大人の高級車”である。

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