第174回は、 日産自動車「ブルーバード」 をご紹介します!キャッチコピーは「幸せを運ぶ青い鳥」として、人気でした。精悍な走りで突き進むスタイルに、クリーンなデザインで当時のドライバーを魅了しました。(あぁこ@ロレンス編集部)

日産 ブルーバード(1981年)

トヨタのコロナと並んで国産の小型乗用車を代表するモデル。現行ブルーバードは54年11月にフルチェンジした6代目の910型だが、このモデルの人気は高い。55年の国内販売台数ではサニーも抜いて54年の6位から一気にカローラに次ぐ2位に躍進という快調さをみせている。スタイリングはスッキリとまとめたオーソドックスなデザインだが、ウエストラインを低く、グラスエリアの大きいクリーンスタイルとして、視界もよくルーミーな室内を確保しているのも特色。4ドア・セダンと2ドアHTにワゴンもあり、すべてツインプラグのZ型、4気筒に統一したパワーユニットをそろえている。GT、G6でおなじみの6気筒は退場した。
OHC、1595cc、95PSのZ16型エンジンを搭載の1600は、シリーズの廉価版的モデルで、SSSもこの1600には設定されていない。OHC、1770cc、105PSのZ18Eの1800には、55年3月からノックセンサーつき、135PSのZ18E-T型ターボが加えられた。Z18型にターボチャージャーを組み合わせた初の4気筒ターボで、SSSターボとして設定。EGIつき120PSのZ20E型のSSSのみであった2000にも、56年1月からキャブレター仕様のZ20型、110PSも追加した。ほかにLD20型2000ディーゼルもある。SSS系は4輪独立懸架で、ブレーキは1800SSSを除く1800/2000のSSS系全車に4輪ディスクが標準。(原文のまま)

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