20世紀末に少量生産されたオープン2シーターのピュアスポーツ、トミーカイラZZ。
20年近くの時を経て、その名前とフィロソフィを受け継いだ2代目は、軽量・ハイパフォーマンスなEVスポーツカーとして登場した。

ちょっとクラシカルなオープン2シーターのスタイルはなかなかカッコ良く、初代の雰囲気を踏襲している。だが、共通パーツはほとんどない。
コクピットの直後にバッテリーが搭載され、その後ろにろに305ps/415Nmを発生する電気モーターと制御ユニットをミッドシップマウントする。
0-100km/h加速の公表値は3.9秒!

画像: 全長3865×全幅1735×全高1140mmと比較的コンパクトなサイズ。サイドウインドーはない。

全長3865×全幅1735×全高1140mmと比較的コンパクトなサイズ。サイドウインドーはない。

タイトなコクピットに座り、電源を入れて走り出す。
ミッションはなく、加減速はアクセルとブレーキの操作だけだから、ゴルフ場の電動カートを運転するのと基本的には変わらない。
だが、その速さはハンパではない。電車のようなインバーターの制御音や風切り音が速さを感じさせる。クイックなハンドリングによるコーナリングも楽しい。

画像: シンプルなコクピット。ピュアスポーツゆえ、オーディオやエアコンは非装着だ。

シンプルなコクピット。ピュアスポーツゆえ、オーディオやエアコンは非装着だ。

アクセル、ブレーキ、ステアリング、すべての操作系がダイレクトで、ピュアにクルマとの対話を楽しむことができる。
フル充電から航続可能距離は約120km。重量や価格の上昇を避けるため回生は行わないが、オープンで走りを楽しむだけなら、これだけ走れれば十分という考えだろう。

画像: ミッドシップ搭載されたモーターと制御ユニット。その奥にリチウムイオンバッテリーを搭載。

ミッドシップ搭載されたモーターと制御ユニット。その奥にリチウムイオンバッテリーを搭載。

見ても走っても楽しく、環境にも優しいピュアEVスポーツ。気になる価格は864万円(税込)。都内ではオートバックスで取り扱っており、試乗も可能だ。
興味のある方は、まずは問い合わせてみて欲しい。

http://www.autobacs.com/static_html/shp/tommykaira-zz/top.html

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