2016年7月号月刊オートバイ特別付録RIDEは、カフェレーサー特集。
カフェレーサー、という言葉の解釈が広義なものになっている現代、世界各国の人気ビルダーたちの作品は、個性とバリエーションが非常に豊かになっています。
RIDEにて紹介されたカフェカスタム最先端の一部を、ロレンスでチラ見せしちゃいます。

Lussiana Disegno @Italy(原文:宮﨑健太郎)

今回ご紹介するのは、 『Lussiana Disegno(ルッシアーナ・ディゼニョ)』 です。
イタリアのフリーランサーであるエンジェル・ルッシアーナという人がデザイン(=イタリア語でディゼニョ)しているから、ルッシアーナ・ディゼニョ。うん、わかりやすい。

1974年生まれのルッシアーナは、14歳で初めてのバイク(モトグッツィ・ディンゴ)に乗り、そのバイクによりモーターサイクルとエンジンは何かを学んだそう。

画像: こちらが、Moto Guzzi Dingoの一例。彼が乗っていたのはどんなディンゴだったのでしょうか。 www.icenicam.ukfsn.org

こちらが、Moto Guzzi Dingoの一例。彼が乗っていたのはどんなディンゴだったのでしょうか。

www.icenicam.ukfsn.org

彼の人生のターニングポイントになったのは、ニュージーランドの英雄、ジョン・ブリッテンのV1000を見たときでした。デザインに興味を持ったルッシアーナは、イタリアの自動車産業の中心地トリノの住んでいたという地の利を活かし、自動車スタイリングの開発に携わるモデラーという職を得ることとなります。
(天才エンジニア、ジョン・ブリッテンについては、こちらをお読みください!)

シウジアーロ、ブガッティ、アストン・マーティン、アルファロメオなどの4輪界の名門で働いた後、一大決心をしたルッシアーナは2005年からフリーランサーとして独立します。
ルーツであるモーターサイクル関連の仕事ができる環境を満喫している彼は、BMWやピアッジオなどのブランドにもコンサルタントとして協力しているんだとか。

そんな彼の作品がこちら!

画像1: ©モーターマガジン社

©モーターマガジン社

スーパーチャージャーを装備したモンスターバイクのH2のオリジナルデザインを、ルッシアーナ流の解釈で大胆にアレンジ!
過去にW800、Z1000のカスタムを手がけた経験から、カワサキ・イタリーとのコネクションを持つという彼は、発売間もないH2を手に入れ、この作品の製作に取り組んだそうです。

画像2: ©モーターマガジン社

©モーターマガジン社

あなたはどれが好き?

2016年7月号月刊オートバイ特別付録RIDEでは、ベルギーやカナダ、スペイン、ドイツなど、世界各国の最新カスタム事情をご紹介しています。もちろん、日本人によるカスタムも登場しますよ〜!
この一冊を読めば、あなたも今日からカフェレーサー通!・・・になれるかも?

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