タイヤの空気圧

画像: (Bikers Station@モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

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佐藤:タイヤの空気圧の話にいきましよう。 空気圧は、基本的にメーカーが指定した数値でいいと思うんだけど、変えて好結果を得たこともあるから、絶対的なものではない。
中野:でも、低いほうがよかったということはまずない。僕は、メーカーが指定している空気圧は下限だと思っているんです。
佐藤:空気圧をどう考えるかによると思う。私がタイヤ試乗をするときには、走る前に必ず測る。屋外の日陰に出して、外気温の冷間でね。だけど、普通は中野さんのように冷間で2.2(㎏f/㎝2)が指定値のところ、2.3とか 2.4入れておくやり方もありかもしれない。それで、2.2まで減ったらまた入れる。

最近のラジアルタイヤは、空気圧が多少高くても性能が悪くはならない一方、空気圧が低いと能力が低下する。だから、0.1とか0.2くらい高く入れてもいいと思うんです。
源さん先生:空気圧が高まる方向での性能の 違いが気にならなければ、それでいいですよ。

一番簡単にできるメンテナンスなのに、どれぐらいに合わせるのが正解なのかイマイチ分からない!という人が多いのが空気圧だと思う。

厳密に測る場合は、冷感時・温感時といった、タイヤの温度も重要みたいだが、基本的には、冷感時のメーカー指定より少し高めに入れておけば間違いは無さそう。例外として、タンデム時など、荷重が普段よりかなり多くかかる場合等は、少し低めの方がいいなどの条件も有るみたい。

タイヤの空気圧は簡単に自分で調整できるので、少し多めに入れてみたり、少なくしてみたりして、走りの違いを自分で比べてみるのも、バイクを知る上で重要な知識の1つではないでしょうか?

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