第97回は、「パルサーシリーズ」3車種ご紹介します! サニーの弟分 の位置づけで、ヨーロッパ市場では「(ダットサン)チェリー」の名を引き継いでいました。この可愛らしい見た目とはうらはらに、モータースポーツには積極的でクーペによるワンメイクレースが開催されたり、1981年にはイギリスのRAC(ラリーロイヤル・オートモビル・クラブ)に参戦も果たしています。(あぁこ@ロレンス編集部)

パルサー4ドア1200TS(1980年)

画像: パルサー4ドア1200TS(1980年)

日産では唯一のFF・2ボックスカーがパルサーだが、ウェッジシェイプのスタイリングを持つ4ドア・セダンに、4気筒、OHV、1237cc、70PSのA12AS型エンジン搭載の1200の最上級モデルがTS。1400もそろえたパルサーでは標準的なモデルといえる。サスペンションはフロントがマクファーソン・ストラット、リアがトレーリングアームというチェリーの伝統をつぐ4輪独立懸架。ブレーキはフロントにブースターつきディスク。

パルサー4ドア1400TS-G(1980年)

画像: パルサー4ドア1400TS-G(1980年)

Gシリーズは1400セダンと5ドアHBに設定された豪華仕様のモデル。4気筒、OHV、1397cc80PSのA14S型を搭載したTS-Gにも電動リモコンミラー、AM/FMマルチラジオ、木製ステアリング、マジックテーブル、155SR13スチールラジアルなどが標準装備となっている。マジックテーブルはリアシートのセンター部分に設けられた収納自在なテーブルで、手紙やメモ書き用からコップスタンド、大型アームレスト兼用の親切装備。

パルサー3ドアHB1400TS-XE(1980年)

画像: パルサー3ドアHB1400TS-XE(1980年)

2ドアのボディに大型のハッチゲートを装着して、大きくひろがるマルチスペースが魅力の3ドアHB。TS-XEはEGIつき92PSのA14E型を搭載した3ドアHBシリーズの最上級車種。リアシートバックは左右別々に前倒可能なスプリットシートで、ハッチゲートと連動してる開閉するリアパーセルシェルフ、前席後席からレバーで開閉操作のできるリモコン式リアサイドウインドーなど実用機能がの高い装備と走りの良さをあわせ持つ。

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