"動けばいい"と"走らせて楽しい"は、まったく別次元のことだ もちろん我々は後者を目指す。そうした際に欠かせないのが、整備、調整、決断である とは言っても、具体的には? と頭をひねる方も多かろう。そこで本特集は オートバイを造るプロといじるプロのふたりに助言を得るところからスタートする 。  (Bikers Station@モーターマガジン社)

話を聞くのはこの2人

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■オザワR&Dの小澤正樹さん。小澤さんがバリバリの大排気量車の耐久レースだったころの"もて耐"に参戦して最終的に3連勝する間、源さん先生は小澤さんをサポート。ふたりの信頼関係はその当時から続く。

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■ホンダに在籍した40余年に、300台以上の開発に携わ った"走って造れる技術者"だ。現在、バイクの潜在性能に迫る…を連載中で、本誌では"源さん先生"の ほうがとおりがよいが、本名は小澤源男さんである。

なぜ整備をするのか

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佐藤:まず、ホンダでオートバイを開発していた源さんにうかがいます。開発の際には耐久性の検討も欠かせないと思いますが、整備をしないで乗りっぱなしにしたらどうなるか、 なんていうことは調べるんですか。

源さん先生:やりません。各部の基準となる性能がどこまで維持できるかというのは、きちんと整備をしているのが前提だから。

佐藤:でも、整備せずに乗っていて、そのままの状態で車検も自分で通す人もいます。

源さん先生:壊れる、壊れないと、性能を維持するという話は別なんですよ。例えば、壊れないというのであれば、乗りっぱなしでも2年に1回ぐらい整備すれば大丈夫です。だけど、壊れないかもしれないけれど、性能が維持できるかというと、そうはいかない。

中野:普通に車検を受けるときの整備だけで は性能は維持できないんですか。

源さん先生:できないよ。車検整備というのは、車検に落ちるような悪いところを直すのが基本だから。それだと、性能が落ちたのをある程度は上げられるけれど、新車のときの性能にまで戻せるかどうかはわからない。また、それにはお金がかかるわけで、その費用をお客さんが出してくれるとはかぎらない。

バイクを開発する際に調べるのは、キチンと整備をしている事が前提の耐久性。キチンと整備をしていないと、壊れなくてもマシン性能の維持はできない。だから整備が大切なんですね!バイクに乗っている人の中には、乗れればいいという人も少なくないと思うけど、やっぱり愛車の性能は維持していきたい。でも、整備っていったい何をすればいいの?それが、分からないからやってないという人も少なくないはず!そんな、整備のやり方を2人の先生の対談から、一緒に学んでいきたいと思います!

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