土曜と日曜、レースウィークの2日間で決勝がふたつ行われるSBK(世界スーパーバイク選手権)。日曜日のレース2は、近年最強チームの呼び声高いカワサキファクトリーが大活躍しました。

難しいコンディションを制した、王者の実力!

レース2のコースコンディションは、半分ドライ・半分ウェット・・・というチーム泣かせの状況で行われました。序盤はカワサキファクトリーのトム・サイクスがリードするものの、次第に路面の乾燥が進み、ペースダウンやピットインを強いられる者が続出する、面白い展開になってきました。

画像: 母国ラウンドで奮闘する、マイケル・ファン・デル・マーク(ホンダ)。 photos.worldsbk.com

母国ラウンドで奮闘する、マイケル・ファン・デル・マーク(ホンダ)。

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荒れた展開のなかで、14周目にはカワサキファクトリーのジョナサン・レイが首位に浮上! 開幕戦以来のダブルウィンを達成しました。サイクスはレイに迫るものの2位のままゴール。3位はオランダ人のM.V.D.マーク(ホンダ)が入りました。

画像: ウィナーのレイ同じく、8周目にピットインしたT.サイクス(カワサキ)。 photos.worldsbk.com

ウィナーのレイ同じく、8周目にピットインしたT.サイクス(カワサキ)。

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4〜10位は、ルカ・サルバトーリ(ドゥカティ)、チャズ・デイビス(ドゥカティ)、ニッキー・ヘイデン(ホンダ)、アレックス・ローズ(ヤマハ)、ダビデ・ジュリアーノ(ドゥカティ)、レオン・キャミア(MVアグスタ)、シャビ・フォレス(ドゥカティ)の順でした。

天候などの要因で荒れたレースは、番狂わせをついつい期待してしまいますが、終わってみればカワサキファクトリーの1-2フィニッシュ。強いチームはシチュエーション問わず強い・・・というわけですね。

次戦はイタリアラウンド。4月19日〜5月1日のレースウィークでは、レイがさらにランキングトップの座を盤石のものとするのか? それともライバルの巻き返しがあるのか? 注目しましょう!

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