第63回は、 『広島のベンツ』 と言われた高価なクルマのマツダ・ルーチェから3車種ご紹介します!イタリアンスタイルのボディ、流れるような曲線と美しい面を持ったエレガントなデザインは、まさに 「ハイウェーの貴公子」 です。(あぁこ@ロレンス編集部)

マツダルーチェロータリークーペデラッスク/パワーステラ付き(1970年)

画像: マツダルーチェロータリークーペデラッスク/パワーステラ付き(1970年)

67年の秋のモーターショーでRX87として参考出品され、69年10月から発売された豪華な大型ロータリー・クーペである。コスモやファミリアより大型の655cc×2.126HPのロータリー・エンジンを積み、フロントドライブ方式を採用、ボディはルーチェ・セダンをさらに美しくしたハードトップでティルトハンドル、音叉時計など、豪華な内容を誇る。マキシマムは190km/hという高性能車だ。

マツダルーチェロータリークーペスーパーデラックス(1970年)

画像: マツダルーチェロータリークーペスーパーデラックス(1970年)

デラックスに数々のパワー装置をそなえさらにデラックス化した豪華な車。デラックス同様、室内装備は完全にスポーツ・スタイルだが、エアコン、パワーウインドウパワーステアリング、後窓のデフォッカーカーステレオなどが標準装備としてつき、トップはレザー張りである。FF方式、カーブドグラスの使用などで室内は広々としている。DXより70kg重いが、最高速度は変わらない。

マツダルーチェ1800スーパーデラックス(1970年)

画像: マツダルーチェ1800スーパーデラックス(1970年)

1800シリーズの最高モデルで、デラックスAをベースにし、さらにルーチェ・ロータリー・クーペに近い豪華な装備を持つ。たとえばパワーウインドウやカーステレオなども標準装備だ。また衝撃吸収式ステアリングコラム、リアウインドウのデフォッガーなどもついている。変速機はフロアシシフトの4速フルシンクロが標準でBW自動式もつく。ハイオーナー向けの高級ツーリング・サルーンだ。(原文のまま)

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