エンジンにまつわるいろんな情報を教えてくれるサイト、enginelabsに、非常に興味深い2気筒エンジンが紹介されていました。70.1立方インチ(約1,150cc)という排気量で、600馬力以上をマークするターボエンジンです!

スノーモビルのドラッグレース用エンジン

画像: PRIショーに展示された2気筒ターボエンジン。ウィスコンシン州アーリントンのクレイグ・キャンプトンさんと、ハイパースポーツLLCの共同作品と呼べる一品です。 cdn.speednik.com

PRIショーに展示された2気筒ターボエンジン。ウィスコンシン州アーリントンのクレイグ・キャンプトンさんと、ハイパースポーツLLCの共同作品と呼べる一品です。

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そもそも製作者のクレイグさんは、NHRA プロ・ストックというドラッグレースの世界で大活躍したチューナー。スノーモービルブランドのアークティック・キャットからの接触で、チューナーとしてのキャリアで得たノウハウを活かし、スノーモービルのエンジンをチューンしました。

画像: ポート加工された4バルブの燃焼室。シリンダーヘッドのデザインの一部は、スズキ隼をモデルにしているとのこと。 cdn.enginelabs.com

ポート加工された4バルブの燃焼室。シリンダーヘッドのデザインの一部は、スズキ隼をモデルにしているとのこと。

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このアークティック・キャットのエンジンはスズキ隼の中央2気筒を抜き取り、排気量拡大し、自然吸気からターボ過給用のデザインをあたえたようなチューニング内容です。なおベンチテストでは50.5 psiの圧で604馬力を9,400rpmで発生しました。

画像: ケリー・シルツがドライブする、スノーモビルレーサー。ライダーなしで200kg前後の車重なので、そのパワー・ウェイト・レシオの凄さはいうまでもありません。 cdn.speednik.com

ケリー・シルツがドライブする、スノーモビルレーサー。ライダーなしで200kg前後の車重なので、そのパワー・ウェイト・レシオの凄さはいうまでもありません。

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どんな走りをするのか・・・は、こちらの動画でご確認ください。

そんじょそこらのアメリカン・マッスルカー用よりもパワフルなこのエンジンが、どのようなダッシュ力を発揮するかはこちらの動画で見ることができます。いやぁ、世のなかには面白い乗り物を作る人がいますね〜。ビックリです。

Princeton saturday q1 track record

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