画像: 奄美大島で最も美しい海 土盛海岸 http://www.amamicco.net/amami/amami08.html

奄美大島で最も美しい海 土盛海岸

http://www.amamicco.net/amami/amami08.html

初めまして。この記事をごらんいただき、ありがとうございます。
私は、大学二年生(2015年5月現在)の有村奈津美と申します。

この場を借りて記事を書かせて頂くことになりましたので、よろしくお願いいたします。

私が発信していきたいなと思っているテーマは、、 奥深い奄美大島 です!!

さて、いきなり奄美大島という名前が出てきたことに戸惑いの読者の方も多いかと思います。「なんで奄美大島?」「まず奄美大島ってどこ?」「そもそも一体あなたは誰?」疑問だらけの読者さんもたくさんいると思います。そこで、少しだけ自己紹介と連載に至った経緯について書かせて頂きます。

奄美大島とは?

画像: tenkataihei.xxxblog.jp

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奄美大島は鹿児島県と沖縄県の中間に位置する、人口4万人ほどの島です。
琉球文化と共通する部分が多く、また気候は温暖であり、特産品はサトウキビやパッションフルーツ、マンゴーなど。いわゆる南国です。
そして、このような特徴からよく沖縄県だと間違えられるのですが、実は 鹿児島県 なんですよ!

また、「東洋のガラパゴス」とも言われており、きれいな海や手付かずの山々、希少野生動植物が数多く存在していて、去年の7~12月には9万人ほどの観光客が訪れました。最近では、ユネスコの世界遺産登録候補地になり、ますます注目を浴びています。

魅力的な奄美大島ですが、なぜこれほどまでに私がこの島にこだわるのか、、

それは私のルーツがこの島にあるからなんです!!

野生児だった幼少期・中学時代

実は、19年前、私はこの奄美大島で生まれました。四人兄妹の末っ子ということもあり、かなりやんちゃで自由奔放、そして負けず嫌いな子供だったようです。

奄美大島には、遊園地も動物園もありません。なので、私の幼少期の思い出は、山の中を探検して秘密基地を作ったり、木登りをしたり、川でエビを捕まえてみたり、虫取り網をもって蝶を追いかけたり、、と自然と触れ合った記憶しかありません(笑)小学校から帰ったら、学校の短パンにTシャツで外に遊びに行く、という小学校生活を送っていました。

そして、そのまま中学生になり、陸上部に入ったのですが、奄美の日差しはとても強く、真っ黒に日焼けしながら毎日の練習に励んでいました。砂浜ダッシュという練習メニューもあり、学校から海まで走っていき、砂浜ダッシュをしたあと、そのままの格好で海へダイブ!そして、濡れたまま学校まで帰るなんてことも珍しくはありませんでした。

今、こうやって振り返ってみると都会では考えられない野生児生活を送っていました。(笑)

奄美で生まれたことに何の不満も感じていなかったし、むしろ自然が大好きだった中学生までの自分。しかし、そのあと大きな変化が起こりました。

ないものに憧れて

高校受験をして、地元の公立高校に進学し、また陸上部に入り、仲の良い友達に囲まれながら、充実した高校生活を送っていました。しかし、この頃から少しずつ不満を感じるようになってしまいました。

おしゃれをしたいのに、可愛いお洋服屋さんがない、電車に乗って通学してみたい、スタバに行きたい、遊園地に遊びに行きたい、大学受験をするのに大手の塾もない、、

「なんでこの島には何もないの?」「こんな狭い島はもう嫌だ。早く島を出たい。」

あらゆるものに劣等感や制限を感じてしまい、あんなに好きだった自然にも何の魅力も感じなくなってしまったのです。完全にないものねだりでした。

やっぱり最後は故郷…?

島に対する劣等感もあったため、絶対大学は東京の大学にすると決めていました。そして、無事第一志望の早稲田大学スポーツ科学部に合格!これで、やっと自分の思う通りに出来るんだ!そんなワクワク感しかありませんでした。

しかし、入学して3ヶ月も経たないうちに心が折れそうになったのです。時間に迫られながらの電車の乗換、感じる言葉の壁、そして希薄なご近所付き合い。田舎から出てきたばかりの私にとって、東京は冷たく、慌ただしく感じられました。

そんな中、私を元気にしていたのが、「奄美出身」って人に伝えた時に返ってくる反応でした。「えー羨ましい。海が綺麗なところだよね?」「一度は行ってみたいな。」そんな言葉をたくさんもらい、私の生まれ育った島って魅力的なんだな、と感じられるようになり、自分の故郷を誇りに思えるようになりました。

しかし、その一方で、「奄美大島ってどこにあるの?何が有名?大きさってどれくらい?」などの質問をもらうことも多く、その時にハッとしました。「私、18年間住んでいたのに奄美大島を詳しくは知らないのかもしれない。これじゃあ魅力が伝わるわけがない。」

そう気付いてからは、祖父母に奄美のことについて詳しく聞いてみたり、食文化や伝統についてよく触れるようになりました。そうしていく中で感じたのが、 奄美は知れば知るほど奥が深い ということです。リゾート地としての印象が強い奄美大島ですが、掘り下げてみると、知られざる魅力がたくさんあったのです!

そこで生まれた 本当の奄美の魅力について知ってほしい という想い。この連載では、その想いを伝えられるよう「食」「伝統」「自然」などの面から見た奄美についてお届けできれば、と思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。都会とは一味違った奄美ワールドを体験していただけると嬉しいです。では、よろしくお願いいたします。

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