去る5月3日、神奈川・七里ガ浜で開催された「Deus Bike Build Off」に、参加してきました! GW最中で鎌倉・江ノ島界隈は観光客でいっぱい。そりゃもうお祭り騒ぎさ!ってな様相でした。日頃、モーターサイクルと無縁な方々も、多くのカスタム車に興味を示し、会場にふらりと足を運ばれていました。非常に良いことと思いました。

画像: 朝7時過ぎころ・・・会場にBSAを搬入。遠くに見える江ノ島が、BSAがかつて活躍したカタリナGPの舞台、カリフォルニア・カタリナ島に見えてきます(寝不足による幻覚?)。

朝7時過ぎころ・・・会場にBSAを搬入。遠くに見える江ノ島が、BSAがかつて活躍したカタリナGPの舞台、カリフォルニア・カタリナ島に見えてきます(寝不足による幻覚?)。

今回はロレンス編集部を代表?して、エントリーナンバー102番で出展しました。車両は1955年型のBSA B34 ゴールドスター(DB34)。元々入手したときは、クラブマン・ロードレーサー仕様でした。

画像: ツインリンクもてぎを走る、ロードレーサー仕様のときのゴールドスター。

ツインリンクもてぎを走る、ロードレーサー仕様のときのゴールドスター。

英車シングル3変化?

ロードレーサーとして乗っていても楽しかったゴールドスターですが、個人的にロードレースよりもモトクロスのほうが好きなので、気まぐれでモトクロッサーに改造してしまいました。休刊して久しい「クラブマン」誌に、その模様を連載したのですが、クラブマン仕様のゴールドスターこそ至高・・・と考えるゴールドスターファンからは、非難轟々でした(笑)。

画像: ダンロップ製21インチフロントリムを組み込んだり、エアクリーナーを装着したりなどして、モトクロス仕様に改造。いろいろ部品集めに苦労したのも、今では良い思い出です・・・。

ダンロップ製21インチフロントリムを組み込んだり、エアクリーナーを装着したりなどして、モトクロス仕様に改造。いろいろ部品集めに苦労したのも、今では良い思い出です・・・。

画像: モトクロスをするには少々・・・というかかなり重たいゴールドスターですが、走らせてみると剛性感十分でハンドリングはなかなか良好です。実際に走らせてみて、Tri-Bsaなど当時モトクロス用にBSAフレームが愛用された理由がよくわかりました。

モトクロスをするには少々・・・というかかなり重たいゴールドスターですが、走らせてみると剛性感十分でハンドリングはなかなか良好です。実際に走らせてみて、Tri-Bsaなど当時モトクロス用にBSAフレームが愛用された理由がよくわかりました。

モトクロスでゴールドスターをそこそこ楽しんだのち、今度はU.S.仕様のロードレーサー仕様に改造しました。ラコニアGPなどのAMAロードレースで、D.マンなどが走らせたレーシングマシンのイメージですね・・・。

画像: 一応? ショーということで磨いてみましたが、磨きマニアには怒られるレベルの仕上げです(苦笑)。

一応? ショーということで磨いてみましたが、磨きマニアには怒られるレベルの仕上げです(苦笑)。

画像: 燃料タンクは、D.マン・レプリカを気取るなら5ガロンアルミタンクを赤ペイント・・・なのですが、U.S.モデルに採用された「カタリナブルー」をモトクロッサー用アルミタンクに施してみました。日本国内のロードレースのレギュレーションでは、フェアリング非装着車両はフロントフェンダー装着必須ですが、カスタムショーなので外して「らしさ」を演出してみたつもりです。

燃料タンクは、D.マン・レプリカを気取るなら5ガロンアルミタンクを赤ペイント・・・なのですが、U.S.モデルに採用された「カタリナブルー」をモトクロッサー用アルミタンクに施してみました。日本国内のロードレースのレギュレーションでは、フェアリング非装着車両はフロントフェンダー装着必須ですが、カスタムショーなので外して「らしさ」を演出してみたつもりです。

長年このゴールドスターに手を入れ続けた思い入れもあって、「展示車両の中でワシのBSAが一番イカスぜ!」と思いましたが、我がBSAの前に足を止める審査員は皆無で、結局賞レースには全然カスリもしませんでした(苦笑)。無残に敗退したのが悲しいので、今後はダートドラックでも走らせて、ドロドロ・ボコボコにして遊び、ゴールドスターをトコトン楽しんでやろうと思います?

快晴の空の下、とてもとても暑い一日でしたが、イベントはとても楽しかったです。この手のイベントは屋内で行われることも多いですが、「やはりモーターサイクルは青空の下で見るのが一番映えるなぁ〜」と再認識させられました。モータースポーツ関連イベントだと、進行に急かされててんやわんやすることも多いですが、このイベントは受付後オフィシャル写真撮影したら後はダラ〜っと時間を過ごすだけ。同好の士の方々とおしゃべりを楽しんだりする余裕がたっぷりあるのが良かったです。

次回のイベントは、きっともっと多くのエントリーで賑わうことになるのではないでしょうか? この悔しさを晴らすため、次回は必ず入賞してやるぞ!(笑)

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