ギャンブルをしない人にとって中々オートレースを見る機会って少ないと思う。ロードレース用のスーパーバイクはバイク屋さんや、展示イベント等で度々展示してあるし、実物ではなくても、時々ポスターが貼ってあったりするので、目にする機会は多々あると思う。でも、オートレース用バイクは??普通のバイクと違うのかという事すら考えた事が無い人が多いと思う。そんな未知の世界、オートレース用のバイクがこれ。

画像: オートレース用バイクって見た事ある?

ジャーン!!私の第一印象は、、、、自転車??左右のハンドルの位置が違うのは左回りしかしないから??左側にだけレバーがあるのはブレーキじゃなくてクラッチだよね??そんな不思議な鉄の塊。

画像: www.kawaguchiauto.jp

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ブレーキがない :競走車の最大の特徴。レースが接近戦で行われるため、勝手なブレーキ操作は追突事故のもとになるからです。尚、キャブレターにはアイドリング機能がなく、シャッターが完全に閉じるため、エンジンブレーキの効きは強力です。

ハンドルの高さが左右違う :コースを左回りで、終始傾斜して走行する競走車は、傾斜時の安定性を向上させるために左ハンドルが高くなっています。

計器類がない :各種メーター、ランプ類など、競争に必要のないものは一切取り除かれています。セルモーターや始動キックペダルもないので、エンジンの始動は押しかけによって行います。

ダイヤモンド型フレーム :フレームは、JAPエキセルシャー型から発展した
ダイヤモンド方フレームを採用しています。この形式は、三角フレーム、エンジ ン、エンジンプレート、上下パックフレームを、すべてボルト&ナットで連結。エンジンの始動と落車時の変形を最小限にとどめる機能的なものです。なお、付 属品として、前後フェンダー、フェンダーステイ、サドル、ひざ当て、ステップ、チェーンケースなどを備えています。

独自のサスペンション構造 :フロントは、コイルスプリングのみのテレスコピック形式のフォーク、そしてリヤはまったくのリジット。これはタイヤが限界を超えて横滑りしたときにもマシンのコントロールを容易にするためです。

2段変則トランスミッション :ローギヤでスタートして、トップギヤに入れ替えたら、後はアクセルワークによる加減速のみ。トップギヤのパワーバンドは時速50km~150kmと非常に広いため、コントロールには細心のテクニックが要求されます。

三角タイヤ :前後輪とも、ダンロップKR-73,3.00-20-4PRタイヤを使用。カーブでの接地性をよくするために、タイヤの断面は三 角形をしていますが、それでも新品のままでは接地性が十分ではないため、使用する前に接地する側のトレッド部の表面をサンダーで削り、さらにコースを数周 する「当たりつけ」を行います。なお、タイヤの寿命は、普通3~4レースです。
雨天用の特別なタイヤはありません。トレッド部の高いものを「雨天用」、トレッド部の低いものを「晴天用」として使用しています。なお寒冷期には、薬品の配合率を変えてゴムの発熱性を高めたKR-73Wタイヤが前後に使われる事もあります。

バイクも競技によって全然違うんですね!

画像: image.search.yahoo.co.jp

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ちなみにコーナーの曲がり方をリーンアウトと言うらしいです。バイクの種類が違うと、乗り方も全く違って、バイクの世界はやっぱり奥が深いです。

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