画像: 腕上がりの手術を受けたペドロサ。数週間後には復帰が見込まれる。

腕上がりの手術を受けたペドロサ。数週間後には復帰が見込まれる。

よかった!
ダニ・ペドロサが腕上がりと呼ばれる右腕の故障の手術 を行い、無事に成功したとこが伝えられています。

腕上がり(Arm Pump)とは「慢性労作性コンパートメント症候群(chronic exertional compartment syndrome : CECS)」と呼ばれ、簡単に言うと特定の筋肉を酷使しすぎて、常に腫れてしまっているようなものです。

今後数週間、ペドロサ選手はウィラマー医師のもとへ通院して検査を受けるとともに、理学療法プログラムに臨みます。全治は4~6週間の見込みですが、ウィラマー医師が術後の効果を確認するまで、レースへの復帰時期は未定です。

アンヘル・ウィラマー医師
「手術は局所麻酔を施し、2時間をかけて行いました。顕微鏡技術により超小型レンズを用いて行ったため、難易度の高い手術でした。筋膜を確認したところ肥大化が認められ、切開して圧力から解放する必要があり、前腕部から除去しました。この肥大化が筋膜内で筋肉を充血させ、前腕部内の圧力が高まることによって酸欠状態が起こり、ライディング時の痛みを引き起こしていました。今後数週間は経過観察を行い、この手術の成果があるかを見極めていきます」

代役の青木選手には頑張ってもらいたいですが、ペドロサの一刻も早い復帰も心からお待ちしています!

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