東京モーターサイクルショーで意外と見逃せない周辺パーツメーカーのブース。サスペンションメーカーの展示にボクは機械萌えしてしまいました(笑)

画像1: サスペンションの精緻な構造と鮮やかなカラーリングに機械萌え

画像2: サスペンションの精緻な構造と鮮やかなカラーリングに機械萌え

問答無用の黄色いスプリング「OHLINS」

サスペンションといえばMotoGPでもシェアナンバーワンの名門「オーリンズ」でしょう。この黄色いスプリングは速さの象徴。バイクの魅力の大きな要素がメカニカルな外観だとすると、エンジンに次いで目立つメカニズムがサスペンションと言っても差し支えないのでは。いまではノーマルバイクにオーリンズが採用されているものも少なくありませんが、かつてオーリンズの黄色いサスペンションはバイク乗りの憧れのアイテムでもありました。高価なダイヤモンドのようにショーケースに収まっているサスペンションはMotoGPマシンなどに装備されているモデルでしょうか。工作精度の美しさに萌えまくりです。

画像1: 問答無用の黄色いスプリング「OHLINS」

画像2: 問答無用の黄色いスプリング「OHLINS」

様々なオーダーに応えるライトブルーのスプリング「NITRON」

「NITRON」は1997年に英国で創業した比較的新しいサスペンションメーカーです。四輪車では英国のライトウエイトスポーツカーで有名なLOTUSの社外サス装着シェアで世界トップ、英国国内の二輪レースでも高い評価を得ています。2005年に日本に上陸した同社は日本国内での生産体制を構築し、ライダーひとり一人のニーズに応じたワンオフショックを提供しています。カフェレーサーはもとよりローダウンにも対応できるのでカスタムには最適なメーカーと言えるでしょう。黄色いスプリングのオーリンズに対して、NITRONはライトブルーのスプリングで目立ち度もバツグンですね。

画像1: 様々なオーダーに応えるライトブルーのスプリング「NITRON」

NITRONカラーでカスタムされたKawasaki Z1Rはカスタムショップ・ブルドッグによるもの。性能的にはモノサスの現代的なスーパースポーツにはかないませんが、カスタム的にはサスペンションがむき出しになる2本サスのクラシックレーサーも魅力的です。

画像2: 様々なオーダーに応えるライトブルーのスプリング「NITRON」

画像3: 様々なオーダーに応えるライトブルーのスプリング「NITRON」

ストリートに最適化された紫色のスプリング「HYPERPRO」

紫色のスプリングが渋いオランダの「HYPERPRO」。この鮮やかな紫にカラーリングされたスプリングは伊達ではなく、あらゆる路面状況に対応する必要があるストリートライディングに最適化するため、同社が開発した「コンスタントライジングレート」と呼ぶ不等間隔ピッチのスプリングが、サスペンションの初期作動時は柔らかく反応し、コーナーリングやブレーキング時の高負荷状態ではグッと踏ん張る構造になっています。こちらもディストリビューターのアクティブが「JAPAN SPEC」として専任スタッフにより日本向けにセッティングして提供しています。

バイクはルックスやエンジン性能も大事ですが、路面に接しているタイヤを車体と繋いでいるサスペンションの性能が、実は走行性能に大きく関わっています。見た目にも鮮やかなカラーリングを持つ高性能サスペンションで、あなたのバイクも鮮やかな走りを手に入れることとなるでしょう。

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