こんにちは。前回の教えてワード「パワーウェイトレシオ」からは、バイク用語の勉強だけでなく、バイクの性能をより引き出すためには、美意識も保つことが必要!ということを学びました♩何をやるにしろ、ダイエットって大事なんですね!永遠のテーマです。。。

さて!本日も新しいバイク用語勉強していきましょう!!

今日の教えてワードはこちら。

ドラムブレーキ

なんだか楽器のような名前です。おそらくブレーキの種類のことのようですね!
「ドラムブレーキ」の由来は、もしかしてブレーキを踏むとドラムみたいな音がするとか??笑

もしそうだったら結構うるさそう…笑

というわけで、正しいお答え&由来などなど。編集長に聞いてみましょう!!

教えて、ロレンス編集長〜♡

正しいお答え: from ロレンス編集長

はい、お答えします。

ドラムブレーキは1970年代あたりまで一般的だった古いタイプのブレーキです。現代のバイクはほとんどがディスクブレーキという方式ですが、カブや原付スクーターなど小型で安価なバイクではいまでもよく使われています。ドラムブレーキの「ドラム」ですが、ブレーキが丸い缶のような「ドラム」の中に内蔵されていることからそう呼ばれています。

画像: www.akebono-brake.com
www.akebono-brake.com

上の写真が基本的なドラムブレーキの構造です。ドラムの中に入っている「ブレーキシュー」がブレーキをかけることによって外側に開いて、ドラムの内壁に「ブレーキライニング」が押し付けられてブレーキがかかります。

今ではほとんどのバイクがディスクブレーキとなっています。これはドラムブレーキがドラムの中に封入されているため放熱性が悪く、熱を持つとフェード現象といってブレーキの利きが悪くなる、あるいは全く利かなくなるという現象が起きて、重量のある中型以上のバイクでは危険がともなうので、冷却性の優れたディスクブレーキに移り変わってゆきました。

ただ、回転するディスクにブレーキシューを横から押し付けてスピードを落とす構造のディスクブレーキに較べて、ドラムブレーキはドラムの回転方向に対して、正面にブレーキシューを押し当てるため強い制動力を得られる構造であると言えました。市販車ではあまり採用されませんでしたが、レーサーによく見られたツーリーディングという2つのブレーキシューを別々に回転方向に開くタイプは、驚くほど強い制動力を持っていたんですよ。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.