先日、クリスティーニというアメリカの2輪駆動車=AWDの話題を紹介しましたが、東の大国ロシアでも最近面白い2輪駆動車が作られていて話題になっております。こちらの「2х2 Тарусь 」=TARUS(タラス)は、その軽量設計が一番の特徴でしょう。「2х2 Тарусь 2」は2ストローク単気筒(5.5馬力)で乾燥重量は47〜50kg、4ストローク210cc単気筒(7馬力)の「2х2 Тарусь 2m」でも72〜74kgと、体格の良い成人男性なら両腕で抱えあげることが可能です。


脅威の走破力と実用性・・・これ欲しい!

画像1: ロシアから空気をこめて? バルーンタイヤの2輪駆動車

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また低圧(0.13kg/cm)・220mm幅という幅広バルーンタイヤを採用するのも「2х2 Тарусь」の特徴です。2輪駆動とこのバルーンタイヤの組み合わせで、ドロドロの沼地や雪道、ぬかるんだ急斜面でも抜群の走破性を発揮します。

画像2: ロシアから空気をこめて? バルーンタイヤの2輪駆動車

出典:http://files.nicwebsite.ru/


さらに面白いのは、簡単に分解することができる点です。バラバラにした「2х2 Тарусь」は大きめのバッグ2つに収納できるので、トラックやワンボックスカーなどの本格的トランスポーターを使わなくても、運ぶことが可能になっています(ロシアのおじさんの顔が怖いのは、標準仕様?です)。

画像3: ロシアから空気をこめて? バルーンタイヤの2輪駆動車

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こちらのプロモーション動画を見ると、「とにかく欲しい!」という気持ちがふつふつと湧いてきます。ロシアのウェブサイトを見ると英語テキスト版のサイトも用意されており、また2015年から世界に広く販売することを予告しているのですが・・・「おそロシア」というくらい? どんな商取引をすればいいのかわからなくて怖いので、どなたか勇気のある方、輸入販売してみてはいかがですか?(←人任せ)。

出典:Александр Зинин

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