先日、「ハーレーが似合うセレブ、トップ5」という記事を公開しましたが、ここで改めて3位に入賞?したB・Bことブリジット・バルドーをご紹介します。

セックス・シンボルとして一世風靡したB・B

バルドーは、映画監督のロジェ・ヴァディム、そしてコンポーザー、シンガー、映画監督などマルチタレント(と書くと安っぽくなりますね・・・?)のセルジュ・ゲンスブールとのスキャンダルなど、私生活でも芸能活動でも世の中の話題を独占した女性です。

ここに紹介する「ハーレイ・ダビッドソン」はゲンズブールの1967年の作品で、バルドーのセクシーな魅力がふんだんに盛り込まれています。"フランスのマリリン・モンロー"という表現については当人はあまり気に入らなかったようです(モンローと並び評されるのはおこがましい、ということで)。でも、オトコもオンナもあこがれる女性の"美"を、彼女がたたえていることには間違いないでしょう。

1967年の作、ということは、「イージーライダー」の影響ではないことは明らかですね。ロジャー・コーマンの「ザ・ワイルド・エンジェルズ」は1966年ですから、ゲンズブールはこちらからインスパイヤされた?のですかね?

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チェーンに絡まって、クネクネセクシーダンス?を披露します。

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個人的に、1分18秒あたりからのダンスが好きです・・・。

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案外?ヨーロッパ人ってアメリカ好きですよね

一般に「ヨーロッパ人はアメリカを歴史のない国とバカにしている」というイメージがありますけど、ホントは結構アメリカ文化へのあこがれが露骨だと思います。イタリアのマカロニウェスタン、ハーレーのカスタム手法の「スカンジナビアンスタイル」、そしてアメリカのポップス人気などなど、数多くの例からうかがえるのは、アメリカのフリーダムさに嫌悪もあるけど・・・あこがれもあるみたいな、愛憎交じりの感情・・・なんですかね?

動画は英訳付きですが、簡単な中学生英語なので歌詞の意味がわかりやすいのがありがたいです。

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ゲンズブールがどのような意図で、この作品を書いたのかはわかりませんけど、歌詞からは自由・個の象徴としてハーレーダビッドソンが歌われております。可愛いB・Bのパフォーマンスを見ることができる、こちらの動画をお楽しみください。

Brigitte Bardot - Harley Davidson (1967) - HQ with english subtitles

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