車好きなら一生に一度は乗っておきたい、その選択肢としてふさわしいクルマといえば”スカイライン”。多くの伝説を生み出し続け、今年生誕60周年を迎える名車の記憶を深掘り!第4回目は4代目(C110系)に迫ります。

「ケンメリ──ケンとメリーのスカイライン」。

画像: (ホリデーオート©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

(ホリデーオート©モーターマガジン社)

www.motormagazine.co.jp

累計販売台数は66万台、爆発的なヒットとなった「ケンメリ──ケンとメリーのスカイライン」。搭載エンジンは直4が1.6ℓのG16型と1.8ℓのG18型(75年のマイナーチェンジで日産開発のL16型、L18型に換装)、GT系はL20型2ℓ直6で車体のホイールベースを延長して搭載された。75年には折からの排出ガス規制への対応として電子制御燃料噴射(NAPS)を採用している。足まわりはGT系がリア・セミトレの4輪独立、4気筒車はリーフリジッドだ。GT系と2ドアHTにはS50以来久しぶりに丸テールが復活し、以後、R34まで続くデザインモチーフとなる。またレース参戦を目的としたGT-Rも発表されたが、レースへの参戦はかなわず197台が生産・販売されるに止まった。

C10型から続く、「愛のスカイライン」のキャッチコピーの流れから、若い男女のカップルがスカイラインに乗り、日本各地を旅するというシリーズもののCMが放送されました。このCMのカップルの名前がケンとメリーであった事から、ケンメリ(ケンとメリーのスカイライン)との愛称で社会現象を巻き起こす程の人気となったのです。

今までのレースカーとしての硬派なイメージから一新!カップルのデートカーとしてのイメージを付ける事に成功し、ファン層が広がった事から、歴代スカイラインの中でも最も売れたモデルでもありました。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.