今回は緊急特集!ということで、先日のスーパーGT選手権 Rd.7タイでGT500クラスに鮮烈なデビューを果たした牧野任祐選手に密着!レポートです。

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スーパーGTに「翔んでるルーキー」登場!
【牧野任祐】ドラゴ モデューロ NSX

10月7日、レースウィークの金曜日はコースの下見から始まります。路面、縁石を確認しながら歩いて1周約4.5kmのサーキットをチェック。一昨年走った道上龍監督が攻略法をアドバイスします。

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スーパーGTに「翔んでるルーキー」登場!
【牧野任祐】ドラゴ モデューロ NSX

続いてペアを組む武藤英紀選手と、ドライバー交代のシミュレーション。GT500マシンって、本当に乗り込みにくそうですよね。何度も繰り返し練習し本番に備えます。

ところで、牧野任祐って誰?何者?
まずは簡単なプロフィールから。
牧野任祐(まきのただすけ)1997年6月28日生(19歳)
2005年、7歳よりカートを始め、2011年全日本カート選手権FS125クラスチャンピオン。
2014年スーパーFJで地方選手権を制し日本一決定戦で優勝。
2015年、スーパーGTと併催のFIA F4選手権で惜しくもシリーズ2位となるが、シリーズ前半の圧勝ぶりは多くのレース関係者から注目された。
2016年、全日本F3選手権にTODA FIGHTEXより参戦。

そしてスーパーGT前戦の鈴鹿1000kmで、GT300クラス シンティアム・アップル・ロータスの第3ドライバーに起用され予選Q1でコースレコードを出しトップ通過。これについては以前お伝えした通りです。そして今回、GT500クラス15号車ドラゴ モデューロNSX CONCEPT-GTのドライバーに大抜擢されたワケです。

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スーパーGTに「翔んでるルーキー」登場!
【牧野任祐】ドラゴ モデューロ NSX

翌土曜日、練習走行が始まります。「初めてのコース、初めてのマシン、何より左ハンドルが初めて。これが正真正銘のぶっつけ本番です」というのが走行前の本人のコメント。武藤選手がセッティングしたマシンを慎重にコントロールしながらも、最終的には4番手タイムをマーク。午後の予選に期待が膨らみます。

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スーパーGTに「翔んでるルーキー」登場!
【牧野任祐】ドラゴ モデューロ NSX

そしていよいよ予選スタート。武藤選手が無事予選Q1を通過し、ポールポジションを決める予選Q2に牧野選手が登場。大事なのは出走のタイミング。ドライバーだけでなくメカニック達にも緊張が。

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スーパーGTに「翔んでるルーキー」登場!
【牧野任祐】ドラゴ モデューロ NSX

今だ!と勢い良くピットから飛び出す牧野選手。しかしこの直後、ちょっとしたアクシデントに巻き込まれかけます。同じタイミングでピットアウトした64号車 EPSON NSXと46号車 S Road GT-Rがピットロードであわや接触寸前、こちらも急発進直後に急ブレーキを踏むことに。
「おーっ!危ねーっ!」と後でその時の状況を笑いながら話してくれました。

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【牧野任祐】ドラゴ モデューロ NSX

そんなこんなの予選でしたが、終わってみれば何と2番手、フロントロウを獲得!喜んで迎える道上監督に「ポール獲れなくてスミマセン」との第一声。タイヤの一番オイシイところを使い切れなかったとのことで、相当な悔しがりよう。ホント、全く新人らしくないルーキーが現れました。

このチョット変わったルーキーさん、決勝ではどんなレースを見せてくれるんでしょうか?
続編をお楽しみに!(ってか、2回に分けるなら最初に言ってyo!)
                                 (PHOTO:井上雅行)

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