ついに、人生初で! ハーレーの本社があるウィスコンシン州ミルウォーキーにあるハーレーのミュージアムに行ってきました。 110年以上の歴史があるメーカーだけあって、そりゃもうヒストリーが満載!! 脳みそオーバーフロー確定のオモシロさ、その片鱗をすこしだけご案内します。

気軽に行ける場所じゃないですけど、そこは完全なる「聖地」でした

画像: SERIAL NUMBER ONE (1903)

SERIAL NUMBER ONE (1903)

たった3台しか生産されていないハーレーダビッドソンの原点「シリアルナンバー1」

1903年からはじまったハーレーの歴史ですけれど、そのファーストモデルが「シリアルナンバー1」です。ご存じだとは思いますが、当初は「自転車にエンジンを搭載」した状態のものが原点だったんですね。いやホント、歴史的な車両を前にして言うのもアレですけど、セクシーです。フレームの曲線、エンジンの造形、白いタイヤとブラックのボディ。オートバイとして成立する最低限の装備だけで組まれていて、これ以上のシンプルはありません。ブレーキすらありません。ちなみにエンジンの動力を後輪に伝えるのは、まさかの革ベルト(!?)です。レザーのベルトドライブって……でも、このオートバイはフレーム剛性とか最高出力とかを論ずるバイクじゃありません。100年の時を経て、ただただ神々しいご先祖様に対面した気分です。これだけでもミュージアムに来れたことに感謝できます、本気で。

ハーレーといえば「Vツイン」エンジン……じゃない???

画像: ハーレーといえば「Vツイン」エンジン……じゃない???

いきなりVツインじゃなくてすみません。いやいや、だって、どう見ても水平対向エンジンですよコレ。BMWのボクサーツインにしか見えません。ハーレーダビッドソンが水平対向エンジンを作っていたなんて初めて知りました。最初に歴代エンジンの展示室でコレを見たとき「は?」って思いましたからね(笑)
XAというオートバイに搭載されていたらしいです。知らない…見てみたいですXA。第二次世界大戦に政府の要望で作られ、使用されていた、とのこと。当時のBMWにガチンコで挑むためだったのでしょうね。ハーレーミュージアムにはこういうオドロキが満載なのです。ちなみに知識は「日本語アナウンス」があるので完璧なのでした(笑)

ハーレーの名前が米国全土に知れ渡ったのは……

画像: ハーレーの名前が米国全土に知れ渡ったのは……

輝かしいレースでの活躍によって全米にその名を知らしめた、のではないと知ってビックリ。1916年に郵便局に納車が始まって、それによってアメリカの人々にハーレーダビッドソンの名前が知れ渡っていったというのです。「ライバルのインディアンとの戦い」とか「世界最高速」とか、そういうものでハーレーは知名度を上げていったと思っていたのですが、知識が浅かったようです。海より深く反省……。

なぜ板の上を走るのか??? 傾斜60度のバンクを駆けるボードトラックレース

画像: なぜ板の上を走るのか??? 傾斜60度のバンクを駆けるボードトラックレース

言われてみれば当たり前なんですけどね、昔は綺麗なアスファルトの舗装路なんて無かったわけです。そこでもっとスピードの出せる環境を作ろう! いまで言うサーキットを作ろう!みたいな発想から生まれたのがボードトラックレース。その名の通り、板が路面のサーキットで行われるレースです。この板の表面が実際、かなりギザギザでした。こんなところでコケたらヤスリのようにガリガリと……考えるだけで寒気がします。しかも、その上を時速160km/hとかで走るというからクレイジーそのもの。だって当時のヘルメットは革とか柔らかい材質のものなんですよ?ヘルメットっていうか、革の帽子に限りなく近いシロモノです。あとはモーターサイクルセーターっていう厚手のニットがレースの標準装備。昔のライダーは度胸があったナァ……と感心してしまいます。

歴史的な車両展示も充実していますが、それ以外も……

もちろん貴重なハーレーが山のように。

はっきり言いますけれど、ごめんなさい紹介しきれません。それくらいの規模なんです。バックヤード含め320台以上を保持しており、展示だけでも140台はあるとのこと。しかも、入口では先に書いたように、日本語の音声ガイダンスが効けるヘッドセットも渡されますから、時間なんてあっという間に過ぎていきます。すべてを味わいつくすには日が暮れる、では足りません。3日かかる、くらいの意気込みが必要かも?

ちなみに毎週木曜日の夜は、スゴいことになります。

画像: ちなみに毎週木曜日の夜は、スゴいことになります。

平日なんてお構いなし! 小規模でも200台は集まるバイカーナイト

ハーレーミュージアムでは毎週木曜日にバイカーナイトというイベントが開催されます。大規模なイベント性があるときも、ただ単純にフラッと集まるだけのときもあるようで規模はさまざま。ちなみにボクが行ったときは「何もない小規模」イベントでしたが……軽く参加台数が200くらいはあったように思えました。普通の平日ですよ? 大きなイベント性を持たせるときは1000台以上集まるらしいです。こういう場所をメーカーが用意してくれているっていうのは、羨ましいですよね。こういうところにも、長く根付いたハーレーダビッドソンの歴史を感じることができました。

いかがでしたか? ハーレーダビッドソンミュージアム。ちょっとミュージアムの紹介としてはズレているかもしれませんが「オモシロいぞ!」というのを伝えたくて伝えたくて。アメリカですから、そんなに簡単には行けないですけどね。
でも、もしアメリカに行ったらハーレー乗りも、そうじゃない人も訪れる価値は大アリです!

ちなみにミルウォーキーって言う街は、ビールがすばらしく美味くて、ミシガン湖に面する街並みも美しいところでした。ハーレーの歴史と街の風情を一挙両得の聖地巡礼、最高の経験です!!!

画像: HARLEY-DAVIDSON MUSEUM www.harley-davidson.com

HARLEY-DAVIDSON MUSEUM

www.harley-davidson.com
コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.