1995年に講談社の「週刊ヤングマガジン」で連載が開始された、しげの秀一先生の永遠の名作「頭文字D」。限りなくリアルなバトル描写や迫真のスピード感。すべてのクルマ好きの夢が詰まったDの世界を色々な方向から徹底解説していきたいと思います。

主人公:藤原拓海

画像1: (頭文字Dファンブック©しげの秀一©講談社©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

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藤原拓海(Takumi Fujiwara)
中学1年生のときから家のとうふ店の手伝いで「仕方なしに」毎日ワインディングを走り込む。父、文太とハチロク、そして自らの才能により、免許取りたてにして、卓越の運転技術を身につけていた。
■身長:174cm、体重: 58kg
■家族:父(藤原とうふ店経営)
■愛車:AE86 スプリンタートレノ・GT アペックス
■好きなもの:新緑の季節 ハチロクのおしり 昼寝
■嫌いなもの:いばってる奴 負けること あそんでる女の子
■学歴:群馬県立S 高校卒業
■職業:渋川市の運送会社勤務

知っているようで中々知られていない主人公、藤原拓海のプロフィール。「ボーッ」という効果音のイメージが強いですが、意外にこだわりが強い負けず嫌いなギャップ萌えタイプです。

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拓海自身が挑発されても、冷静に受け流すことが多い拓海だが、先輩や友達を侮辱したり馬鹿にされると怒りを爆発させる、友達想いの熱血派な一面も魅力の1つ。

謎に包まれた秋名のハチロクエンジン換装後のスペック

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弊社発行のホリデーオート98年10月26日号では、スーパーGTでもおなじみの飯田章氏のハチロクが紹介されている。エンジンルームに収まるのはAE101レビンのグループAマシン仕様20バルブ4A-GE。ドライサンプシステムにはフォーミュラトヨタ用のパーツを使い、エンジン制御にはモーテック、ミッションもグループA用直結5速のクロスミッションという、「公道を走レーシングカー」をコンセプトに作られたハチロクであった。
 飯田氏が本格的にレースデビューしたのは89年の富士フレッシュマン。そのとき乗っていたのがハチロクレビン。自分でハチロクを買ってきて、改造もセッティングも全部自分でやったそう。このときに、ハチロクは極端にお金をかけなくてもちゃんといじれば速くなるクルマであると知り、最速のハチロクを作りたくなったそうだ。作品中で文太が「これだけエンジンがいいとどうしても足がおいつかねえ」と言うシーンがあるが、飯田氏のハチロクにはキャロッセ改のピロ足とオリジナルの削り出し車高調ショックが組み込まれていた。

原作の本編ではあまり詳しくスペックが公開されていない拓海のハチロク。しかし、同じ年代頃のレビンでグループAのエンジンを搭載した公道を走れるレーシングカーが存在しました。そして、1985 年から始まった全日本ツーリングカー選手権で、強力な2ℓターボ勢を抑えて総合優勝を果たすなど、実際に戦闘力の高さを実証していたのです。

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