輝かしいあの時代を駆け抜けた名車たちを手に入れる、ラストチャンスは今かも…というワケで、新ジャンル・クルマ情報誌「輸入車道楽 SHA LUCK」の記事から注目ネタをピックアップしてお届けする「ギリギリ・ボーダー名車」たちの世界。第3回目は、ボルボ240GLエステートの、「年を経てなお愛されるエイジング術」をば、ご紹介いたしましょう。

1991年式 ボルボ 240GLエステート 38万円なり。

使い込まれた風合いを、積極的に楽しむべし

はっきり言ってこのボルボ…けっしてピカピカの極上車ではありません。そこかしこに20年越えのヤレ感がしっかり漂っています。でも、この世代のボルボをこよなく愛する人は、そういうものも含めて「味」わいを満喫しているのだそう。

「傷も味、だと喜んで乗る方も多いんです。お望みならいくらでもピカピカにしますが…」と、語ってくれたのは、プロショップ「ワンズ」の渡辺剛志社長。20年以上にわたって良質なボルボの中古車を取り扱ってきたこのお店は、とくに80年代までのFRモデルにも強いそうです。

まさに「カクカク」していた頃のボルボは、実用車としての圧倒的な潔さがたまらない魅力のひとつです。なにより安いし。「今なら車両価格にして40〜50万円から買えるし、荷物が積めて、意外と壊れず、しかもファッショナブルである」ゆえに、カメラマンやスタイリストといった、おサレな業界の方々も多いのだとか。

北欧の香りが(変な意味ではなく)漂うのシート。大柄な人が多い国で生まれただけに、ぽってりゆったり。

四角い。四角いのにオサレ。今でも「カッコいい」と思えます。エンジンは直4の2.3L(SOHC)で、131PSで4速AT。スペックで多くを語るクルマではありませんが、エアバッグとかABSとかが装備されていたようです。

ものすごく細かいところですが、メッキ仕上げのリアゲートヒンジ。外付けされてます。このお道具感が、やっぱりたまらん!

V40などは最たるものですが…最新のボルボはとても先鋭的でスタイリッシュです。そこから始めるのも、もちろんアリ。ですが、あえてこの世代のボルボを格安で買って、そのリアルな経年変化感を愛でてみるのが「ボルボライフのはじめの一歩」としては、おススメです。

なにしろ連綿と受け継がれてきたボルボの精神を、しっかり味わうことができます。で、たまにはなにくわぬ顔をして「新車の頃から乗りつぶしてきたんだ」みたいな、ボルボの達人を演じるのです。最新モデルを買うのは、2〜3年してからで十分です。

ただしひとつ、ご注意を。いざという時、頼りになるプロショップは欠かせません。できるだけ濃厚に、仲良くなっておきましょう。結果的には、最新のV40に買い換える気が起きなくなってしまうくらいのめりこんでしまうかもしれませんが、それもまた幸せな出会いのひとつ、ということで…。

メカニカルトラブルはもちろん、希少な部品の取り寄せなど、あらゆる相談に対応してくれる『ワンズ』(株式会社パイプライン)の渡辺社長。

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