2014年以降、ゼロエミッション(無公害のモーターサイクル)車で競われるマン島TTの「TTゼロ」は、無限が製作する電動モーターサイクル「神電 」が優勝し続けています。そんな無限に、挑戦するライバルを紹介します。

パイクスピークに続き、マン島に挑むヴィクトリー!

そのチャレンジャーとは、アメリカのヴィクトリーモーターサイクルズのレーシングチームです。ヴィクトリーRRと名付けられたこの電動モーターサイクルは、スペックシート上ではライバルの無限を上回るパワーを発揮しています。

画像: ヴィクトリーの新兵器、RRに搭載されるパーカーGVMモーターは、170hp以上の最高出力をマークします。 www.victorymotorcycles.media

ヴィクトリーの新兵器、RRに搭載されるパーカーGVMモーターは、170hp以上の最高出力をマークします。

www.victorymotorcycles.media

地元アメリカの有名な公道ヒルクライム、パイクスピークにも参加するヴィクトリー。マン島TTではどのような結果を残すのか? ヴィクトリーRRは過去の参戦データを活かして、バッテリーやモーターの性能などのアップデートが図られています。

迎え撃つ無限の活躍にも期待しましょう!

一方、王者無限は、今年「神電 伍」を投入。ライダーはジョン・マクギネスとブルース・アンスティという優勝経験が超豊富なマン島TTトップライダーを起用。3年連続1-2フィニッシュの偉業に挑戦します。

画像: 2016年モデルの「神電 伍」は、CFRPモノコックフレームを採用するのが特徴です。 3.bp.blogspot.com

2016年モデルの「神電 伍」は、CFRPモノコックフレームを採用するのが特徴です。

3.bp.blogspot.com

ヴィクトリーが起用するのは、マン島TTの英雄ジョイ・ダンロップの甥で、同じくTTの英雄だったロバートの息子のウイリアム・ダンロップ。TTでの勝ち星には恵まれていませんが、TTコースの経験豊富なライダーなので無限も要警戒でしょう。

今年のマン島TTウィークのなかで、TTゼロは6月3日から8日の決勝まで開催されます。どのような結果になるのか? 注目しましょう!

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