第115回に引き続き、第116回も 「セドリック/グロリアシリーズ」 をご紹介します‼︎日産とプリンスが合併後、20世紀の “技術の日産” が代表する高級車です。技術が集結され造られた「最も妥協のないクルマ」として30年以上永きにわたり親しまれてました。(あぁこ@ロレンス編集部)

セドリック/グロリア4ドアHT280ブロアム(1980年)

画像: セドリック/グロリア4ドアHT280ブロアム(1980年)

変形角型2灯ハロゲンのヘッドランプにピラーレスのスポーティな感覚の4ドアHTに、L20E型、130PSのエンジンをのせた2000の最高グレード。フロントがテンションロッドつきダブルウイッシュボーン、リアはパネールロッドつき5リンクコイルのサスペンション、フロントがディスク、リアはオートアジャスター付のドラム・ブレーキの採用。装備はセダンに準ずる。積極的な振動低減対策によってハイレベルの静粛性も得ている。

セドリック/グロリア4ドアHT280Eブロアム(1980年)

画像: セドリック/グロリア4ドアHT280Eブロアム(1980年)

角型4灯ハロゲン・ヘッドのブロアムは4ドアHTにも設定されている。装備はセダン・ブロアムと共通のほか、フルオート・デュアルエアコンにつくエアコン吹き出し口を左右に振り分け車内温度差をなくすブリースメイトや、ドルビー付カセットステレオ、運転席パワーシートなどがHTブロアムのみに標準。シート材質や木目を使ったインテリア、カラーなども落ち着いた渋さがある。トランスミッションはフロア/コラムのATだけ。

セドリック/グロリア4ドアHT2800ディーゼルVL-6(1980年)

画像: セドリック/グロリア4ドアHT2800ディーゼルVL-6(1980年)

2ℓ、2.2ℓに加えて54年10月から国産初の6気筒ディーゼルとして登場したのがこの2.8ℓディーゼル。搭載エンジンは6気筒、OHC、2792cc、91PSのLD28型で、従来のトラック用からの流用だったOHVの4気筒ディーゼルとはちがい、最初から乗用車専用ディーゼルとして開発、ガソリン・エンジン車に劣らぬパワー性能、それを上まわる燃料経済性を持つ。4ドアHTにも設定されたディーゼルは2800だけ。

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