ロードレースは華やかで華麗でダイナミックなイメージ。モトクロスは土煙を上げながら走る荒々しさが魅力。
それではトライアルってどうですか? 正直前者に比べると地味でマイナーなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。正直ワタシも知りもしないで勝手なイメージを持つ「知ったかライダー」のひとりでした(過去形)。


画像1: これまさに人車一体! ライテク向上、見ても楽しいトライアルにハマってます。


だがしかし(強めに)1台のバイクを買ってそのイメージは180°急転回、こんなにもバイクの楽しさを再発見できる乗り方が他にあっただろうか? いやありません!と言う程トライアルの魅力にハマってしまいました。 低速でバランスを取りながら路面状況を読み、バイクと一体になって前を進むこの面白さは本気でクセになりますよ。

大きな岩や太い丸太を越えるなんてのはまだまだ先きに置いといて、先ずは自分の出来る範囲から始めればいいのですが、不思議不思議あら不思議、それでも十分楽しいのはなんでだろう。

アクセルを開ければ開けるほど楽しいのもバイクの魅力なんだけど、超低速でグリップ感を確かめながらゆっくり走るこの世界に満足感と充実感が生み出されていくのもまたバイクの魅力なんですね〜。

そして何より楽しいのが一緒に行った仲間達との距離感がたまらない。

バイク競技=スピード感ならばおいそれとギャラリーが近づく事は出来ません。けどトライアルはそうじゃない、場合によってはバイクに触れる距離まで近づいてライダーのサポートなんかもしちゃいます。仲間の走りを目の前で見ながら教えたり教えられたり。そう、会話をしながら楽しめるのがトライアルなのです。

バイクって2輪なのにアクセルを開けて走っていれば転ばないように出来ている(障害物などの例外はあるものの)。だけど街中を走っていると自分の思いとは裏腹に、アクセルを閉じて低速走行を強いられる事の方が多いでしょ。フラフラよろよろ「おっとっと〜」なんて立ちゴケまでいかなくとも、ライダーなら誰しもヒヤリとしたいや〜な思いをした事が
あるはずです。だけどねこんな時のとっさの対処も、トライアル経験があれば難なく乗り切る事が出来るのです(練習次第ね)。


画像2: これまさに人車一体! ライテク向上、見ても楽しいトライアルにハマってます。

画像3: これまさに人車一体! ライテク向上、見ても楽しいトライアルにハマってます。


食わず嫌い、いやいや乗らず嫌いなトライアル、騙されたと思って一度経験してみて下さい。そしてそのトライアルの最高峰「FIM トライアル世界選手権 第1戦」が今年も栃木県のツインリンクもてぎにて4月25日(土)〜26日(日)に開催されます。これを見ちゃうと「やっぱ無理〜」と思うかもしれないけど初めの一歩は誰でも同じ。先ずは最高峰のテクを拝んで、自分は無理なく始めましょう。
大会翌日には競技を終えたばかりの藤波貴久選手と小川友幸選手による恒例の「After WCT ライディングミート」も開催されるので要チェックでございます!

大会・ライディングミートの詳細はこちらから。
http://www.twinring.jp/wctrial/

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